Thursday, January 31, 2013

Souvenirs


先生からは頂いたお土産は、南天の絵が入った鳩居堂の懐紙と 
大好きな鬼頭天薫堂の文香でした。
懐紙の絵の南天は秋から色づいているのですが、冬の季語。
花言葉は「私の愛は増すばかり」と「良い家庭」だそうです(^ ^)

そして、文香。
もともと平安時代の風習が簡易化された文香は
その名の通り、お手紙の中に入れて香りを一緒に送るのです。
香りが苦手な人もいるので注意は必要だけど
季節に合わせた絵のものや
相手の好きそうな香りを選ぶのも楽しい。
海外でも昔はラブレターなどに香水をふりかけていたそうです。
ほかにも栞にしたりお財布や引き出しに入れたり、
いろいろ使える小さなワクワクアイテム。


懐紙は普段からいろいろ使うので、たくさんストックしています。
着物やお菓子のときだけでなく、ちょっとしたメモにも
ひとつカバンにいれておくと便利です。
お友達に頂いた鳩居堂の桜とゴールドの懐紙、
他には無地でも中に透かしが入っているものも。
見えないですが、お花の下の懐紙には絞りが入っています。
絵がついているものは可愛くて使い難く、ついつい貧乏根性が出て
無地のものばかり使ってしまうのですが、
ちょっとしたお茶には季節の柄のものが楽しいです。
でもシンプルな絞りもエレガントで好きです。

一昨年に京都の六角堂で見つけたものは藤の絵。
六角堂は華道発祥の地、池坊さんのお寺です(正式には頂法寺)。
奥に見えるのは今年の干支の巳。 
先生のお宅でお茶をいただいたときに出して下さったもの。

今はかわいいイラストの懐紙がたくさんありますね!
また日本へ帰ったら買いにいきたいです。

Tuesday, January 29, 2013

Afterwards


アネモネは開いてから4日ほどで散りました。


 J 先生に頂いたクリスマスボックスからは白い小花が咲き、
 家のドアを開けるたびにジャスミンのような甘い薫が漂っていました。


 そんな香りの中で チェンバロの音が部屋中を駆け回るような
ラモーの 「優しい訴え」を聴いていたら、
 小川洋子さんの同じタイトルの本を思い出しました。 
 家の周りの雪はすっかり消えてなくなり、 
ここ数日はひんやりした雨が流れています。

 小川洋子 「やさしい訴え (文春文庫) 」
 Rameau's Les Tendres Plaintes (これはMarcelle Meyerさんのピアノ演奏です)

Thursday, January 24, 2013

Pannekoek


カナダに来てはじめて「De Dutch」というチェーンのパンケーキハウスに行きました。
本店というからどんなところかな~とウキウキして行ったら、
テーブルが9個ほどしかないアットホームな雰囲気。
そんな中、主人の勧めでアップルシナモンの
甘いパンケーキ(オランダのpannekoek) を食べました。
大きさに感動!

De Dutch (4003 Knight Street Vancouver, BM V5N 3L9)

Wednesday, January 23, 2013

In the Clouds


数日霧の濃い日が続いたのですが、
日曜日の朝は雲が街を覆い隠していました。
白い雲がかかっているところ、
普段はバンクーバーの街が見えるのです。

ここに住みはじめてから、
1年に数回 雲の中を歩くことができるようになりました。


自然はほんとうに神秘そのもの。
呼吸をするのも忘れてしまうほど、ぼーっと魅入ってしまいます。

Tuesday, January 22, 2013

From Far Far East #2


インドから絵葉書が届いたことを書きましたが、 
その次の日に再び別の葉書がポストに入っていました。 
それからさらに数日後には、また別の葉書。 
どれも おなじお友達からです。

 私の場合は差出人がわかっているけれど、 
これって、これって・・・
なんだか「ソフィーの世界」みたい!
いっぱいのワクワク、ありがとう~


 最初の葉書はタージマハールがあるアグラという場所から。 
2枚目バーラナスィー。 
最後はジャイサルメール。
どれも呪文のような名前の町。

北インドに位置するバーラナスィーはガンジス河のほとりにある聖地だそうです。
聖地と聞くと静かで神秘的なイメージがありましたが、
絵葉書の写真をみたときに、その姿にとても驚きました。
というのも… 河がゴミだらけでとても汚れているのに、
人々が(神聖な)沐浴をしているのです。
でもこの写真をみたときに、ある本の中に書かれていた言葉を思い出しました。
 (偶然にも、そのお友達から教えて貰ったシリーズ小説です)。 
カルカッタからバーラナスィー(ベナレス)を歩いている間に、
主人公はあることに気付くのです。
それは「輪廻」に深く関わってくる思想なのですが、
何かを清める力をいちばん強く持つものは水で、
「神聖は汚穢、汚穢は神聖」であるということ。
すべてはひとつの輪を描くように回っていること。 
すべてはおなじ、ひとつであること。

インド系のご主人をお持ちのお友達に聞いたら、
ガンジス河ではお祈りも沐浴も排泄もみんな一緒で、
遺灰、あるいは死体までも流すそうです。 
すごくびっくりしたけれど、
たくさんの人の生活の軸がそこにはあって、多くの祈りや希望が詰まっている。
知らない文化も生き方で、
人がこの世界で生きるということはすごいことなんだと、
今更ながらに感じてしまうのでした。


それからジャイサルメールという場所では
ゴールドの砂漠の砂でできたお城などが残っていて、
お友達とご主人は砂漠の上にお布団を敷いて眠ったそうです。
砂漠では、目を瞑ると どんな音が聞こえてくるんだろう。
どんな匂いがし、風がどんなふうに肌をかすめるんだろう。
ラクダに乗って移動したり、その土地の人々の生活や生き方を垣間見て、
おいしいチャイを飲んでる彼女を想像しながら、
 私ももっと知らない土地でいろんなものを見てみたいなぁと、しみじみ思いました。

Sunday, January 20, 2013

Art of Scents


先週あるお友達とお茶したときに、 うれしいプレゼントを頂きました。 
6種類のアロマセラピーのブレンドオイルなのですが、 
そのブレンドそれぞれに、有名なペインターの名前がついているのです。
 マティス、ラファエロ、ゴッホ、ダリ、ピカソ、ダ・ヴィンチ。 


マティスはローズとベルガモット 
ラファエロはイランイランとサンダルウッド 
ゴッホはエレミとスペアミント 
ダリはラベンダーとパチュリ 
ピカソはファーニードルとベチバー 
ダ・ヴィンチはシダーウッドとミルラ 

どのペインターの絵も、少なくとも1枚は実物を見たことがあるので、 
作品を思い浮かべたり、図録を開いて見たりしながら香りを聞いています。 
アーティストと香りが私のイメージとかならずも一致しないところも おもしろいです。 
このブレンドはカナダのアロマセラピー専門店のもので 
これまでも何度かブレンドオイルを買ったことがあったのですが、 
こんなおもしろいシリーズがあったのですね! 
シンプルなブレンドだけれど香りがとてもよくて、すっかり虜。 
とっても私好みのプレゼントでした♪ 

私は誰かのためにギフトを選ぶのがすごく下手で、
 あーでもないこーでもないと考えていると時間ばかりがすぎてしまう。 
でも彼女はとっても上手なのです。 
きっと贈る相手のことをたくさん考えて選んでいるんだろうなって思います。 
私も相手の方がニッコリ、ワクワクしてしまうようなギフトをえらべる、 
そういうカッコいい人になりたいなぁ。 

彼女に勧められた半身浴をしながら、 
今日はどれにしようかな~と選ぶのが楽しいです。 
どのブレンドもそれぞれいいので、 使い終わったら大きいサイズのものを買おうかな。 
それともいちばんのお気に入りを決めてその香りで統一しようかな。 
 この日は2時間近くおしゃべりに付き合ってもらったのですが、 
いろいろためになるお話を聞けて楽しかったです(^ ^) 


 以前勉強していたこともあるアロマセラピー、
最近はブレンドオイルを焚くだけになっていたので
もう一度精油の効用などを考えながら使おうと改めて思いました。

Thursday, January 17, 2013

Living Flowers


日曜日、行きつけのフラワー・スタジオで生け花の講習を受けました。
 このスタジオからは、ただ単にお花や植物を覗きにいくときも、
講習でも、 行くたびにいろいろなインスピレーションをもらえます。
 葉っぱをさわったり、香りをチェックしたり、いつもちょろちょろしている私にも、 
オーナーは作業をしながらも おしゃべりにつきあってくれたり、 
お茶をご馳走してくれたり、
 植物のそのものの姿を上手く引き出したブーケを作ってくれたりするのです。 
ほんの少しの時間でも、そこにいると幸せになれるのです。


普段の講習はそんなオーナーさんが教えてくれるのですが、
 今回は草月流のJ先生でした。 
ふんわり ハグしてもらっているみたいに温かい講習。 
ビギナーの中のビギナーなので流派は関係ないのですが、 
一昨年に日本橋に見に行ったのも草月さんのお披露目会だったので、 
先生との会話も弾んで楽しいひとときでした。


やっぱり自分で勝手気ままに活けるのとは違って難しかったけれど、
 練習だと割り切って、いろいろ刺しました。
 ひとつめは大きな花器を使う練習。
 私はいつも剣山が見えないような深鉢などに活けるのですが、 
今回オーナーさんに貸してもらった花器は平たいもの。 
なので剣山を隠すのが一苦労… 
花が開ききっている黄色のチューリップはわざと広げています。 
何もせずにバンッと水につけるのがほとんどのチューリップ。 
茎が弱く、花が垂れやすいので、 
個人的に、チューリップをブーケやアレンジに使うのは苦手です。 
でもかわいい(^ ^) 


おうちに戻って深めの器に活けかえるつもりだったので
写真ではおもいっきり剣山が見えていますが、
こちらはもっとコンパクトなアレンジです。
 エリマキトカゲのようなアネモネがおもしろい♪


 ポーズをとるよりも、あまりなにも考えずに飾るお花のほうが好きです。
形をつくるとなると、ルールなどもあっていろんなことを考えなければならない。
 でもブーケやコサージュをはじめ、アレンジメントを自分でするようになってから、
生け花にも興味を持つようになりました。
 いけばな 生きている花。 
他の参加者の方たちとお花に触れながら
日本人の自然への尊敬の念というものを改めて感じることができました。
日本が大切に育んできた文化が海外で受け入れられ、
それを他の文化で育った方に教えてもらえるのってすごいこと。

 生け花は少しの花材で楽しめるので、
これからもどんどん生活に取り入れていきたいです。

Tuesday, January 15, 2013

Silk Road Plates



アフガン料理を食べに行ったら、
メニューに大好きなパコラ・パニールとアル・ゴビを発見。
アフガン料理ってインドのごはんとおんなじなの~?と思ったら、
ここはシルクロードをモチーフにしたレストランで、
ペルシャやインドなどの中東料理のヒュージョンみたいなものだと
サーバーのお姉さんは言っていました。
パコラ・パニールはもっとクリーミーなほうが好きだけど、
アル・ゴビ、美味しかった♪


トレイにどーんとのってくる色々なお料理。
とてもおもしろいプレゼンテーションで、
ティッカ・マサラのラップだけでは足りなかった主人とつついて食べました。
お店がサンプルでチャイも出してくれたのですが、
マサラがとてもスパイシーで、飲んだあと身体がポカポカしてきたほどでした。

Chai Lounge aka East Is East(4413 Main Street Vancouver, BC V5V 3R2)

Monday, January 14, 2013

Crochet


星がきれいだったので、土曜日の夜は少し歩いて夜空を見に行きました。
オリオン座、冬の大三角形、おおいぬ、こいぬ。
くっきりと分かるほど、澄んでいました。

母はいろんなことをよく知っていて、特に植物と星座には詳しくて、
獅子座流星群のときも、一昨年の月食も、一緒に夜空をずっと見てました。
星座も子供の頃にたくさん教えてもらったけれど、
あの東京の空でも、星が見えていたんだなぁ。

「ママがいたら、もっといろいろ星の名前がわかるのにね」と、
しばらく主人と星を眺めていました。
空気が張り詰めて顔がとても痛いのだけれど、
そんなことも忘れてしまうほど空はきれいで、
昔に聞いたギリシャ神話を思い出そうとしたけれど、
もうなんとなくしか覚えていないのでした。


最近なにかに集中することが減っているので、
毎日1、2枚、モチーフを編んでいます。
毛糸はペルーで作られたオーガニックコットン。
写真だとグレーに見えますが、実際は楠んだグリーン。
でも染めているわけではなく、もともとのコットンの色なのだそうです。

 Pakucho Lace (Forest Mint) from Ecobutterfly

Filipino Flavours



イギリスのショートブレッドとは一味違うフィリピンのポルボロン。 
ひとつが大きいので食べ応えもあって、甘くて素朴で大好きです。 
ブロードウェイにあるフィリピンのレストラン&ベーカリーは、
通いはじめてそろそろ9年とちょっと。 
その間店内の様子が変わったりしたものの、お菓子の味は変わりません。 


もうひとつ、いつもポルボロンといっしょに買ってしまうお菓子は
お米の粉で作ったプト。
やわらかい蒸しパンで、紫はタロイモ、緑はパンダン…

どちらも大好きなので、
両方ともおうちで簡単に作れないかな~と、いろいろ研究中です。

Porvolons and Putos from Goldilocks (1606 Broadway Vancouver, BC V6J 1X6) 
メインにもお店があります。

Friday, January 11, 2013

From Far Far East


インドからタージマハールの絵葉書が届きました。

普段はビジネスウーマンとしてお忙しいのに、
いろんなことに挑戦しながら、お家のことはしっかり。 
いつも丁寧な生活をしている、とても素敵な人からです。
聞きたいこと、教えてもらいことがたくさんあるのに、
お会いできるのが帰国したときだけなので、いつもタイムオーバー。
センス抜群で、くぅ~とうなってしまうほど
私にとって憧れのお姉さん。

去年の今頃にはカンボジアから真っ赤な朝焼けの葉書を送ってくれました。
世界のいろんなところから少しずつ集まってくる風景写真。
旅先からの便りってうれしいですね。

私も遠くへ行ったときには旅先から自分と家族、友人に葉書を出すので、
時が経って誰かのおうちでその葉書を見つけると、ちょっぴり恥ずかしくなります。 
でも、その便りが届いたときに、
すこしでも違う場所の空気を感じてもらえたらうれしい。
そして私も誰かの旅路を想像するのが楽しいです。
私が行ってみたい場所、感じてみたい国をたくさん歩いて、
どんな人と会ったのかな。何を見て、何を感じているのかな。

葉書、どうもありがとう!
今度また、ゆっくりお話聞かせてくださいね。


夕方に淹れたチャイは、 クローブの濃い香りがうれしい、ちょっぴりオトナの味。

Sunday, January 6, 2013

Thinking of Her


“良い大人と悪い大人を、きちんと区別出来る目を養ってください。
良い大人とは、言うまでもなく人生のいつくしみ方を知っている人たちです。
悪い大人とは、時間、お金、感情、すべてにおいて、けちな人々のことです。
若いということは、はっきり言って無駄なことの連続です。
けれど、その無駄使いをしないと良い大人にはならないのです。
死にたいくらいの悲しい出来事も後になってみれば、
素晴らしき無駄使いの思い出として心の内に常備されるのです。”

山田詠美「放課後の音符」から「放課後の大好きな女の子たちへ」より抜粋


久しぶりに大学時代の友人のひとりと連絡が取れました。
大学在学中、たまに同じクラスになった日本人の女の子。
お互い他に仲良くしていたお友達もいたけれど、
ふたりでいるとなんだかふんわりとした時間を過ごせる、
 ふだん周りには話さない個人的な思いをそっと打ち明けてくれたりする子でした。

上の言葉は、そんな彼女が日本へ帰ることになったとき、
よかったら読んでとくれた本のあとがきからの抜粋です。


久しぶりに読んだら、胸がキュンとしました。

世間から見れば私もれっきとした大人だけれど、
無駄でもいいから経験をもっと積んで、人生の慈しみをしっかりと分かるようになって、
そしてもしそのとき10代、20代を頑張って生きている子がまわりにいたら、
この言葉をそっと教えてあげたいなって思います。

あした、彼女に手紙を出します。

Under the Dim Light


お節を食べた次の日は、
お正月前に買っておいたチーズとオヤマソーセージのコールドミートで
かんたんサパーでした。
夫婦揃ってチーズが大好きなので、ふぁ〜、しあわせ〜。

日本にいたときに父が買ってきたLouis Bernardの「Côtes Du Rhône」という
フランスのワインが美味しかったので、リッカーストアで見つけて買いました。
とてもリーズナブルなのに飲み易くて美味しいです。
牛でもヤギでもどのチーズも食べるけど、私はクリーム系のチーズがとくに好き。
どちらかというと主人はハード系で、
とくにスモークされているものや、エメンタールなどがお好きです。
実は年末年始にお義母さんのところへ泊まったとき、
ターキーディナーを食べました。
そのときに残ったターキーボーンをもらってきたので、
コトコトとターキースープを作りました。
小さなターキーの残りは約2キロ。
骨からお肉がパラパラ取れるのですが、それでもすごい量です。
その半分を使っただけでも、ものすごい量ができるのでスープも冷凍してしまいます。

でもターキースープや残ったお肉で作るターキーサンドウィッチもとっても美味しくて、
家族のやさしい味がします。

Friday, January 4, 2013

Breathe

あたらしい葉がちょろちょろ出ています。
明るい爽やかなグリーン。


(↓)数日前まではほんの少し芽が出ていた程度。
買ってきたときはただの蔓だったんですよ。


いつもより念入りに玄関を掃除し、お花を一輪飾り、盛り塩で清めたあと、
グレーのような紫のお香に火を点けました。


煙を燻らせるの「くゆらす」という言葉が、すごく好きです。
くゆらすとは煙を立てるという意味ですが、
私のイメージでは、ゆっくりゆっくりと、薄い煙が立ち上っていく感じ。

新年なので、ほんとうは新しいパッケージの香を開けるのがいいのですが、
家のまわりにまだ雪が残っているので、「雪ノ下」という名前のものを選んでみました。
雪ノ下とは鎌倉に今でも残る町の名前です。
お店によると、
雪ノ下とは鎌倉時代の政治の中心だったところで、
武士が嗜みをイメージしたものだそうです。
たしかに、華やかというよりは凛々しい、男性的な香りかもしれません。


木曜日は街中が霧に包まれていたそう。
おうちから見た山際は雲が横に伸びていて、海がかくれんぼをしていました。

鬼頭天薫堂「雪ノ下」

Wednesday, January 2, 2013

Osechi


年末年始はお義母さんのおうちで過ごしていたので、
元旦の夕方に家に戻って来ました。 
作る予定ではなかったので材料もあり合わせだけど、
お節もどきを作りました。


今回はお豆腐を使ったからか伊達巻きのまわりに焼き色がつかず、 
しかもお寿司を作るのに巻きすを使っていたので、
波もようもないのです・・・ 
夕ごはんまで2時間しかなかったので、
見た目もボロボロだけど、まあいいや。


今年はいくらも数の子もなくて、魚卵が好きな私としてはすごく残念なのですが・・・ 
お煮染め、紅白なます、伊達巻き風卵、
ごぼうの昆布巻き、エビとアボカド巻き、けんちん汁。 
写真は翌朝、ふたたびお節の残りを詰めました。 


お正月前に飾ったアレンジの白いファレノプシスが枯れてしまったので、
 蔓だけ使い回して、白からブルーのアレンジへ。
 お花を置いている八百屋さんの店頭で見つけたアイリス。 
一瞬季節外れだと思ってしまったけれど、 
そういえば、冬に咲く菖蒲があったな〜と思って名前を調べたら、
寒菖蒲とありました。 
英語でもそのまま「冬のアイリス」。 
私が日本で見ていた寒菖蒲はライトブルーに近い紫で、
もっと薄かった記憶があるけれど、 
この寒菖蒲は目にした瞬間ハッと息をのみそうになるほど濃いのです。 
鼻を近づけると、ほんの少しだけ柑橘っぽい爽やかな香りがします。

Tuesday, January 1, 2013

A Happy New Year!


あけましておめでとうございます! 

皆さまのまわりがいつも喜びと慈しみで満ち溢れていますように。 
今年もどうぞ宜しくお願い致します。