Tuesday, December 28, 2010

Bye-bye, Christmas


これまではお義兄さんの家族と祝っていたけれど、
今年はBC州に戻って来た義父母のお家でクリスマスを祝うことになりました。
前回義父母と一緒にクリスマスを祝ったのは2005年のことだったから、5年ぶり! 
 ここでのクリスマスは家族行事。
家族で一緒に時間を過ごすことを、多くの人はとても大事にしています。 
私はイベント化されたクリスマスがあまり好きではなくて、
魔のホリデーと呼んでいるくらい(^^)
今年も例外ではなかったけれど、
それを語り始めるととんでもなく長い愚痴になるので、
「今年も何とか乗り切ったぞ」という言葉でクリスマスにさよならです。 
でもツリーやデコレーションは好き。
今年の義父母のツリーはゴールドを基調に、赤と緑のオーナメント。
いつまで見てても飽きないです。

Sunday, December 19, 2010

Around Mount Pleasant (and lots of Chocolates)


メインストリートにあるお店「The Well」で、友人とランチしました。
とびっきりのポーションで、サラダもフルーツもたっぷり。
食いしん坊の私でも、お腹パンパンはちきれそうでした。
面白かったのは、生のまま登場したえのき。
えのきって生で食べられるのかなあ。
不思議だったので、えのきは残しておきました。


ランチのあとは21stまで歩き、
ティーハウス「Shaktea」へ行きました。
中東なインテリアに癒し系音楽でとっても素敵なお店です。
椅子に敷かれた座布団がモロッコとかイランな感じですごく好き。
バンクーバーでは珍しく、店員のお姉さんも落ち着いていていい感じです。 
ルイボス・チャイ・マサラ、スパイシーで美味しかった!


行ってみたかったショコラテリー
Chocolaterie de la Nouvelle France」にも立ち寄り、
スクエアを買ってみました。


12種類のチョコレートをワックスクタンプのついた素敵な箱に入れてくれます。
またいいお店を見つけました。


チョコレートつながりで。 
お誕生日のプレゼントに「ChocolaTas」のハート缶を頂きました。
かわいい(^^)

Saturday, December 18, 2010

1Q84

母から誕生日プレゼントの本が届きました。
ちょうど私の誕生日に届いたのでびっくりです。
父のお下がりの佐伯泰英の作品も入っていました。
佐伯さんの「陽炎の辻」とか、大好きなのです。
 その中には、大好きな村上春樹の「1Q84」もありました。
実は友人に1巻と2巻をすでに借りて読んでいたのだけれど、
3巻目も気になっていたからとても嬉しかったです。
早速読み始めようかな。ありがとう。


「1Q84」の舞台は東京。
読んでいると普通に現代の東京が頭に描かれるけれど、
実際は1984年が舞台なんだよなあと考えると、なんだか変な感じです。
 2巻の最後に「本作品には、1984年当時にはなかった語句も使われています。」
という記載があったのには、笑ってしました。
今までの村上氏の作品には、
人間の内面に潜む孤独感とか喪失感が強く残るものが多く、
迂曲なエンディングが結構好きでした。
今回は内容が内容なので賛否両論は当然だと思うし、
犯罪として今回選ばれたトピックは日本の影、というか、
この国の化けの皮を剥がしたようなかなり象徴的なものなので、
話がどのように展開して行くのか気になるところです。

ただ、そんなダークなトピックを
お得意のファンタサイズされた村上ワールドに仕立て直しているところは
やっぱり凄いなあ。

Monday, December 13, 2010

Around Broadway


友人と美味しいサンドウィッチを食べに「Tomato Fresh Food Cafe」へ行き、
イタリアン・カントリーサイドというサンドウィッチを食べ、
私のリクエストで子供服の「Sparkle & Junebug」へ連れて行ってもらいました。
最近別の友人に男の子が生まれたので、
そのお祝いに何かないかなあと探していたのです。
店員さんや友人のアドヴァイスなども聞いて、最終的に決めたのが写真の上下。
カナダっぽいものがいいかな〜と、メイド・イン・カナダのものにしました。
とても暖かいんだそうです。
もし子供がいたら、あれもこれも欲しくなっちゃうだろうな。 
 それから、友人の好きなアンティークショップを覗いたり、
この日オープンしたばかりのお菓子屋さんへ行ってみたりと、
久しぶりにブロードウェイを楽しむことが出来ました。
ウィンドウショッピングを楽しんだ後は、
Pekoe Tea Lounge」にて更におしゃべりをしてから帰ってきました。

Friday, December 10, 2010

Today Never Comes Again

「信用と信頼の違いが分かる人間になれ」
 あの頃はその違いがよく分からなかったけれど、
先生はきっと私たちに信じる力を失って欲しくなかったんだよね。
いつまでもそういう仲間でいろと、そう言いたかったのかなあ。 

先日、恩師を亡くしました。
私はカナダにいたのでお葬式のことは知らず、
それどころか、その恩師が病気であったことすら知りませんでした。
昨晩母と電話で話していたときに初めて知り、
妹の担任でもあったので、妹はお葬式に出席したのだと教えてくれました。
癌だったそうです。  
痩せていて、ちょっと禿げていて、
スラックスをしっかりとお臍の上まであげているような先生。
不良でも優等生でも、誰にでも同じ態度で接していて、
社会科の教師だったけれど、
授業よりも、モラルや生き方に、強く価値を見いだそうとする人でした。

 先生に最後にお会いしたのは、2000年の春。
あれから10年。
先生のことを思い出す度に、
次に日本に行ったときは絶対に訪ねようと思っていたのに。
私のように、会いには行けなかったけれど、でも心のどこかで先生を思い出し、
感謝していた人がたくさんいたはず。
あんなに細い身体だったけれど、身体だけでなく先生の心と希望とすべてを使って、
生徒達に体当たりで接してきたあの頑張りと優しさを、きっとみんな忘れてないよ。
そして、そういう先生にはそう出会えるもんじゃないということも、
みんなきっと知っていたよ。 


私が5月にパリへ行ったとき、ちょうど先生もパリにいたそうです。
私たちがウットリとした気分で眺めていたエッフェル塔を、
自分が末期だと知っていた先生はどんな思いで見上げていたのかな。
 母との電話の後、久しぶりに誰かのことを思って泣きました。
X JAPANのHideが死んだとき、落ち込む生徒に向かって、
自分の名前がメンバーのYと同じだと嬉しそうに言いいながら慰めようとしていたよね。
読書好きなくせに国語が苦手だった私に
「国語が出来るのと、何かについて考える力を持てることとは違う」
と言ってくれたこと。
私のへたっぴな油絵を褒めてくれたこと。
私の微妙にずれた考え方を理解してくれたこと。
あとね、私の「スラムダンク」を没収しないでくれて有り難う。
いつか先生とお酒を飲みながら、大人の話をしたかったなあなんて思うけど、
それでも、今でも「今日のあとに今日はなし」と叫ぶ先生の声が、
どこからともなく聞こえてくるような気がするよ。 
今日のあとに今日はなし。
ほんとうにその通りですね。
出会えてよかったです。
ありがとう、先生。

Wednesday, December 8, 2010

Woking Dragon


主人があまり好きではないので中華を食べに行くことはあまりないのですが、
私のお誕生日だったので、
気になっていた中華レストラン「Woking Dragonl」に行きました。
サンラーター、ダンプリン、スパイシーワンタン、
四川風エビのガーリック炒めにペパービーフ。
ごはんも頼んで、いっぱい食べました。
特別な日に、こういうB級グルメっぽいのも好きです♪
帰り道ではショートケーキを買って帰りました。
ごちそうさま。

Vancouver Christmas Market

We were excited about going to Vancouver’s first Christmas market.


Well, we think next year will be great. 
Hopefully.

Sunday, December 5, 2010

Cultus Lake


土曜日は久しぶりに奇麗な青空が広がったので、
お昼からフレーザー・ヴァリー方面へドライブへ行きました。
びゅーんとハイウェイを飛ばしてお気に入りのルートを回ってからカルタス・レイクへ。 
2561ヘクタールもあるカルタス・レイクのまわりは
小さなサマー・リゾートになっていて、
ウォーターパークやゴルフ場もある大きな公園になっていますが、
冬の間は静かです。
湖の横の細道を奥へどんどん入っていくと、
Columbia Valleyと呼ばれる小さなエリアがありました。
畑が広がるのどかなエリア。
毎朝起きて外にこんな風景が広がっていたら幸せだろうなあ、
なんて、また思ってしまいました。

Friday, December 3, 2010

Night Walk


なかなか寝付けなかった夜、
朝の2時頃にコーヒーを沸かし、主人とキャンパスを歩きました。
シトシト降る雪の中、誰もいない道を歩くのは最高です。

Thursday, December 2, 2010

Lights of Bloedel Floral Conservatory

アドヴェント・シーズン1週目。


日曜日の夜、ドライブの帰りに、
クィーン・エリザベス・パークによって夜景を眺めてきました。
公園のてっぺんにある温室が、
点ったライトのおかげでキラキラ輝いていてきれいでした。
シンプルなクリスマスライトもいいな。

Tuesday, November 30, 2010

The Picture of Oscar Wilde

「われらの罪を赦し給え」の代わりに、
「罪ゆえにわれを打ち給え」という言葉こそ、
もっとも正しき神にたいする人間の祈りであるべきだ。 

「ドリアン・グレイの肖像」 オスカー・ワイルド 福田恒存訳


童話の「幸福な王子」もいいけれど、
やっぱり私のお気に入りは「ドリアン・グレイの肖像」と「サロメ」。 

ドリアン・グレイを読むと、人間関係やモラルついて考えさせられます。
そして「出会い」はある意味ギャンブルだなあと思います。
人との出会いには多かれ少なかれ影響があるもので、
どんな人と付き合うかで、人生は割と簡単に変わるものだし、
悲しいけれど、出会いすべてが「善」ではないから。
何度読んでも、
やはりまわりの大人がしっかりと若者に手を差し伸べてあげられる世界が
本来の形であって欲しいと思ってしまいます。
この物語では、人間の最大の恐れのひとつである「老い」に焦点を当て、
モラルを忘れた人間の愚かさと儚さを浮き彫りにした問題作でしたが、
やはり主人公への一番の影響は「ある人との出会い」でした。
外国人というハンディを背負いながらも、
保守的なイギリスの社交界で生きていたワイルドは、
何を考えながらこのお話を書いたのかな。
自分を誰と重ね合わせていたのかな。
主人公?画家?それとも、主人公のメンターになる伯爵かしら。

ドリアン・グレイは不毛なお話ですが、
いろいろ考えさせられます。


アイルランドの詩人であるオスカー・ワイルドは
110年前の今日、自身の人生の幕を閉じましたが、
彼が残した言葉には
現在を生きる私たちの背中を、力一杯押してくれるものがたくさんあります。
どうぞ読んでみて下さい。

ワイルド氏、どうぞ安らかに。

上のコラージュは私がDAにしたものです。

Thursday, November 25, 2010

Potluck


ポットラックパーティにお呼ばれして来ました。
一品持ちよりだったけれど、この日のメインはすきやきです。 
すきやき、7年ぶりだよ〜


私はミートソースたっぷりのドリアを作ってみました。 
その他、のり巻きや漬け物、サラダなどの一品料理が並び、色とりどり。 
すきやきにはお豆腐やカボチャまで入っていて、大変美味しゅうございました。
 特に白菜!
 美味しいオメガたっぷりの卵で頂きました。 
グツグツ。グツグツ。 
今年はお鍋をたくさん食べたいな~。

Monday, November 22, 2010

The Darjeeling Limited


オーウェン・ウィルソン主演の
鮮やかな色彩が素敵な映画をみました。
疎遠になっていた3兄弟たちが集まって、母親を捜しにインドを旅するお話。

旅をするっていいですよね。
それが、決められた予定もなく、ただ気の向くままに、
行き当たりばったりの旅だったら。
自分が探している何かが見つかったら。
そんな旅なんて人生にあるかないか、かもしれませんけれど。

良い映画でした。

Sunday, November 21, 2010

Hanging Out


ランプが可愛い。


ダウンタウンも白く雪化粧した次の日、バンクーバーに遊びにきていた方と 
La Brasserie」というドイツ&フランス料理のお店へ行きました。
 ベーコン入りのプーティーン、トリュフがきいていて美味しかった!
ご一緒してくれたのは、ブログでお話しさせてもらっているるけれど、
会うのははじめての方。 
それでも楽しい時間を過ごすことができました。 

そのあともイエールタウンの「Ganache Patisserie」でケーキを食べたり、 
バスに乗ってブロードウェイ付近のお店を散策したり。 
最後にはお気に入りのティーハウス「T」でお茶して帰ってきました。 


 この日はお土産にルイボスベースの「Tangerine」を買ってみました。
 柑橘系でとても爽やかな香りです。

Thursday, November 18, 2010

First Snow


窓の外では今シーズン初の雪が降っています。
つい先週くらいまでは「今年の冬は暖かいね」なんて言っていたのに。
 噂では今年の冬は50年ぶりの極寒になるらしいです。
どれだけ寒いんだろう・・・

Our first snow already!

Wednesday, November 17, 2010

Sweet Winter


久しぶりにスターバックスへ行ったら、店内はすっかりクリスマスでした。
この時期になると毎年1回は飲みたくなる冬限定の「キャラメル・ブリュレ・ラテ」。
私はグランデで主人はヴェンティサイズです。
それにしても、お砂糖とクリームでコーヒーの味がほとんどしないようなものを、
よくもまあこんなにガバガバ飲めるものだと自分でもびっくりですが、
やっぱり飲めてしまう自分に乾杯。

Tuesday, November 16, 2010

Nichibu -Japanese Dance



亡くなった祖母がやっていた日舞。
これまではじっくりと観たことがなかったけれど、
知り合いの方が出演されるというので、お花を持って観に行って来ました。 
音羽流40周年を記念した舞台。
久しぶりに白くお化粧をした着物姿の女性を見ました。 
バンクーバーでのこの音羽流を教えていらっしゃるのは音羽雛明さんという方で、
この日は日本から来てくださったという彼女の師匠、
菊雛路さんと音羽菊雛さんの踊りも見ることができました。
実を言えば、歌舞伎や能ほど日本舞踊は興味がないのですが、
久しぶりに日本の音楽と日本の文化に触れることができて楽しかったです。

ちなみに西洋の踊りは、もともと天へ天へと、
空高く登っていくイメージを描くのですが、
日舞は地に対する思いを強く表しているのだそうです。
そういうところ、とても日本らしい考えだなあと思います。

Thursday, November 11, 2010

Dammann Frères

Remembrance Dayなので、
ここ一週間は赤いポピーを付けて街を歩きました。
赤いポピーは戦争を忘れないというシンボル。


Remembrance Dayは祝日なので主人は仕事がお休みですが、
私は家での仕事がたまっています。
でもちょっと休憩してティータイム。

ボーッとしている時間があまりにも多くて、せっかくお茶やコーヒーを入れても、
気付くとすでに冷めきっていることがよくあるのですが、
お茶を飲む時間はとても大切で、いつもちょっとした幸せ感を味わっています。
この日のおやつは大きなペカンナッツのマフィンと、
パリのダマンフレールで買ったティーバックのハーブティー。
レモングラスで香りも口当たりもとても良くて美味しいです。


パリの本店では、お茶の香りを自由に試すことが出来ました。
その中で私はグレープフルーツの香りがするEvergladというお茶を選びました。
茶葉は黒地に赤の縁取りでとてもお洒落な缶に入っていて、
茶葉がなくなったあとでも取っておきたくなりそうなデザイン。
レモングラスとエヴァーグラッド、どちらも似た感じのフレーバーですが、
柑橘系が好きなので、両方ともとっても気に入っています。

さてと、休憩が終わったらお仕事です。
この土曜日にプレゼンがあるのに原稿すら書き終わっていないので、
じつはけっこう切羽詰まっている状態です。
ブログを書いたり、やらなくていい仕事を片付けたり・・・
思いっきり現実逃避の真っ最中。
もう学生じゃないのに。もう〜。

ダマンフレールはバスティーユのボージュ広場の中にあります。

Tuesday, November 9, 2010

Autumn Sunshine



最近は雨の日が多くなって来たので、青空が出たときは外に飛び出したくなります。
でも今年は冬が来るのが少し遅い気がするのは、
赤や黄色の葉をつけた木々が11月の今でも沢山残っているから。

お義父さんのキャビンの裏にあるまっ赤な葉っぱをつけた木。
とーってもキレイだったので、しばし魅入ってしまいました。