Sunday, April 27, 2008

Mother

“M” is for the million things she gave me,
“O” means only that she’s growing old,
“T” is for the tears she shed to save me,
“H” is for her heart of purest gold;
“E” is for her eyes, with love-light shining,
“R” means right, and right she’ll always be,
Put them all together, they spell “Mother,”
A word that means the world to me.

Howard Johnson 「M-O-T-H-E-R」


M—私が持つ100万のものは、
O—どんどん年を重ねる母が与えてくれた
T—私のために流した涙や
H—何よりもピュアな黄金の心
E—輝く瞳には愛がこもり
R—そこにはいつも正義 がある
そのすべてをひとつにしてみると、
“母”という文字になる
たったひとつの文字だけど、私にとっては全世界

 ハワード・ジョンソン 「母」

Wednesday, April 23, 2008

aromatherapy

9年前くらいから、アロマテラピーが大好きで独学で勉強しています。

昔からアトピーに悩まされていて、
小さい頃は両手両足、特に関節の辺りがひどくて大変でした。
でも小学校の高学年になるにつれ少しずつ良くなり、
季節の変わり目を除けばほとんど出なくなりました。

その頃、母の友人であったあるエステティシャンの方が
コーディアルのようものを勧めてくれました。
それを飲むと体内にあるアレルゲンが体外に出て来て
体内の毒素を出し切ってしまうというものでした。
そのコーディアルを飲み始めて数日したら、身体全身にアトピーが出できました。
ちょうど中3の修学旅行の頃で、半袖が着れないほどひどいのです。
関節の周り、頭皮、そして首はただれちゃうくらい。
そのせいで体調を崩し大変な夏でした。
何よりも痛みと痒みに耐えられない。
夜も眠れずストレスが溜まるので、コーディアルを飲むことをやめました。
我慢すれば良かったのでしょうが、当時私は中学生。

そんな時、母の別の友人が紹介してくれたのがアロマテラピーでした。
そのときのセラピストさんは、お風呂に数的入れるようにラベンダーとローズ、
そして呼吸用にペパーミントを処方してくれました。
そして患部にカオリンとオイルを混ぜたパックをするといいよと教えてもらいました。
いい香りに包まれて、さらにアロマを使うという行為がとても大人ぽく思えて、
嬉しかったのを覚えています。

"My Sweet Rose" by John William Waterhouse

当時それだけでアトピーが治まったというわけではないと思うのですが、
大きな要因だったということは確かです。
香りでどれほど癒されたか。
それからアロマは身近な存在になり、
大人になった今、少しずつ自分でもうまく使いこなせるようになりました。
今はほとんどアトピーの症状はありません。

アロマを生活に取り入れる場合、参考書があるととっても便利です。
私は塩屋紹子さんの「アロマテラピー・バイブル 」が好きです。
英語ならヴァレリー・ワーウッドさんの「Fragrant Pharmacy 」がおすすめです。

アロマテラピーの精油(アロマオイルではなくてエッセンシャルオイルです。アロマオイルには人工香料のものが多いので注意がいります)は、
ニールズヤードやカリス成城に売っているマギー・ティスランドが好きです。
カナダではSajeやEssentsで買っています。
 今のお気に入りはレモングラスとヒノキかな。

Saturday, April 12, 2008

Nettle


夢や秘密
欲望や幻
苦しみや哀れみ
思い出や希望

そういうものをいっぱい抱えて
人は一生懸命生きている

だからこんな普通のストーリーが
とっても愛しかったりするのかな


アリス・マンロー
イラクサ (新潮クレスト・ブックス)

Thursday, April 10, 2008

Granville


数年前にバンクーバーのアートギャラリーに展示された
Fred Herzogさんの写真を見る機会がありました。
1952年にドイツからカナダへ移民してきた彼、
53年にバンクーバーで最初のカラー・スライドを映し出した人なんだそうです。 
 上の写真は50年代のダウンタウン、グランビルです。
今よりもずっとカラフルでお洒落な感じだったんでしょうね。
面影、今でも残っています。 
 私たちがもう見ることの出来ないバンクーバーの情景。そ
れが彼の撮った写真の中で永遠に残っている。
それって素敵だなあって思います。

Wednesday, April 9, 2008

Stray Thoughts


雑念を抱えていると、普段の何気ないことがうまくいかなかったりして。
やっぱりそういう時って自分から「悪い気」を呼び込んじゃうのかな。
でもやっぱり人間て疲れるときがある。
何で疲れているのかわからないときでも。
雑念、取り払うために大きく深呼吸してみました。
空は今日も青いです。

Tuesday, April 8, 2008

Paper or Cloth?

今日は女性のお話です。

"Venus" by Henri-Pierre Picou 

English Bay


“半分愛してください
のこりの半分で
だまって海を見ていたいのです

半分愛してください
のこりの半分で 人生を考えてみたいのです”

寺山修司「半分愛して」より


とても短いのに、何故か余韻の残る素敵な詩。
この詩をはじめて知ったとき、ちょっとした虚しさを覚えました。
 大好きなウェストエンドのイングリッシュ・ベイ。 
良いこと、嫌なこと、ここでいっぱいあったな。
思い出たくさん、私の癒しの場所のひとつです。 
妹のカメラで撮った写真は私のカメラよりも色がキレイです。
しとしと雨なのに、海は穏やか。水に足をつけるにはまだまだ早いかな。
とっても冷たいです。 
 この海ほどキレイじゃないけど、大好きな湘南が懐かくて、ちょっと恋しい。