Tuesday, March 6, 2012

Graham Gillmore & Galleries on Granville


ランチを食べた後は、友人のひとりはお仕事に戻り、
残った2人でグランビルをぶらぶらすることにしました。
実は私、ある個展に行きたいな〜と思っていたので、
お友達に頼んで一緒について来てもらいました。
グランビルとブロードウェイのあたりには、
銀座にあるような小さな画廊がたくさんあって、とても好きなのです。
 何年も前にトロントへ行ったとき。
 ひとりだったので街をさまよい歩いていたら、
ある倉庫街に行き着きました(Distilleryという場所です)。
今は横浜のレンガ倉庫のようにキレイになっているみたいですが、
当時は寂れていて、お店もほとんどなく、
ピューっと北風がふいていそうな佇まいでした(冬だったからかな)。
そんな中を歩いていると、目の前に飛び込んできた大きな大きな絵。
白いキャンバスに赤と青と黒のペイントで、
様々な言葉がいろんな方向に書かれた絵でした。
いろんな単語の真ん中に大きく書かれていたのは、「Love」。
インパクトがあって、ポジティブで、
18歳だった私にはちょっとした衝撃的な作品でした。
 その画家の名前はグラーム・ギルモア Graham Gillmoreさん。
私が今回観たかったのは「Monte Clark Gallery」で
 今月の23日まで開催されている彼の個展「WILLING TO LEARN」でした。
もう10年近く経っているので作風は少し変わっていましたが、
それでもなかなか面白い作品ばかり。
特に石工を土台にした作品は、どこか斬新で面白かったです。
ご本人には会えませんでしたが、行ってよかったなあ。 
せっかくなので、他にも画廊を覗いてみました。


以前も訪れた「Equinox Gallery」では、
Takao Tanabe さんという日系カナダ人の方の作品をみました。
ここブリティッシュ・コロンビアの景色をモチーフにされたアクリル画。
最初パッと見たときは写真だと思っていたのに、
近づいてみたらペイントだったので、びっくりしました。

他にも雑貨屋さんをたくさん覗いて、
冷やかしで入ったポッタリー・バーンなどでカタログだけはしっかりもらって(笑)、
コーヒーを飲んでから帰ってきました。
久しぶりにお友達との時間。