Saturday, June 11, 2011

Lilacs


やっと初夏が巡ってきたと思っていたのに、
ここ数日曇りの日が続いて、少し肌寒いです。
Tシャツからセーターに戻ってしまうなんて、なんて悲しい6月。
でも、いつも歩いている裏道の入り口に、
小さなライラックの木があるのを見つけました。
大きな木の間にちょこんと植えられていたので、
今年になるまでちっとも気付かなかった。
 もっとピンクが強かった友人の家のライラックは、
先月ですでに満開だったのに、山のものはやっぱり開花が遅いみたい。
そんなこちらのライラックは白が強い薄紫。清楚な感じでキレイです。

 そういえば、この前友人からそのライラックを貰って来て、
お家の中で花瓶にさしたのだけれど、
ヨーロッパでは白いライラックを家の中に飾るのはバッド・ラックなのだそうです。
私のは紫で、白ではなかったから大丈夫かな。


 英語ではライラック、フランス語ではリラ、
日本語では紫丁香花(“むらさきはしどい”と読むそう)。
花言葉は友情、青春の思い出、初恋。
うん、初恋って、この花にあっているような気がします。
鼻をくすぐるような甘い香りも似合っています。
いつか一戸建てを持ったら、ライラックの木が欲しいなあ。
でも蜂や蟻のような虫がたくさんくっついてきて、
お手入れが大変かなあ。