「君の好きな本を見つけたよ」と古本屋さんで主人が買ってくれたのは
オスカー・ワイルドの全集。
オスカー・ワイルドの全集。
ネイビーブルーの革表紙、ゴールドの小口、
モザイクのような模様のカラフルな見返しに、ビアズリーの挿絵。
30年前に出版されたものなのでゴールドはすこし剥げてしまっているけれど
全体的にしっかりしていてとても美しい本です。
全体的にしっかりしていてとても美しい本です。
扉の部分には以前の持ち主の名前が筆記体で書かれていて
作品のいくつかには走り書きや罫線が引かれています。
子どもの頃は本の中に何か書いたりすることは低俗なことだと思っていたのですが、
今では逆に味があって、それを見るのも楽しみになりました。
これまで読んだことがあるのは小説(とくに短編)がほとんどで、
ワイルドがこれほどたくさんの詩を残していることは知りませんでした。
今は他の本を3冊ほど併読しているので、
ワイルドは冬まで楽しみにとっておこうと思います。
ワイルドは冬まで楽しみにとっておこうと思います。