フランスのイラストレーターであったジョルジュ・バルビエの画集を買いました。
アール・デコ調のイラストをはじめ、
ジャポネスクやシノワズリに影響を受けたイラストはカラフルで大胆。
バレエダンサーに魅せられ、
ニジンスキーなどのダンサーの世界を描いたことでも有名です。
まだ写真がなかった時代は
このようにイラストでパンフレットを作ったり、
通販の商品を示していたのだから凄いなあ。
色彩豊かで、描かれている人々の表情がどこか隠避を帯びているのが面白いです。
バルビエはモデルたちを描いている間、彼らとどんな話をし何を考えていたのかな。
彼の色彩を目でなぞりながら、ファンタジーとエレガンスに時間を忘れてしまいます。