亡くなった祖母がやっていた日舞。
これまではじっくりと観たことがなかったけれど、
知り合いの方が出演されるというので、お花を持って観に行って来ました。
音羽流40周年を記念した舞台。
久しぶりに白くお化粧をした着物姿の女性を見ました。
バンクーバーでのこの音羽流を教えていらっしゃるのは音羽雛明さんという方で、
この日は日本から来てくださったという彼女の師匠、
菊雛路さんと音羽菊雛さんの踊りも見ることができました。
実を言えば、歌舞伎や能ほど日本舞踊は興味がないのですが、
久しぶりに日本の音楽と日本の文化に触れることができて楽しかったです。
ちなみに西洋の踊りは、もともと天へ天へと、
空高く登っていくイメージを描くのですが、
日舞は地に対する思いを強く表しているのだそうです。
そういうところ、とても日本らしい考えだなあと思います。