アメリカのコメディアン&アーティスト、様々な肩書きを持つシャリーン・イーと
マイケル・セラ共演のこの映画は、ハイブリッド・ドキュメンタリーです。
ハイブリッド・ドキュメンタリーとは、
フィクションの内容とノンフィクションの内容組み合わせたもの。
この映画のテーマは愛。
「愛または恋のコンセプトが分からない」というシャリーンは
アメリカを横断しながら
様々な人たちに彼らにとっての愛とは何かをインタビューしていきます。
そんな中、監督のニックを通じてマイケル・セラと知り合うのですが、
彼と時間を共有し始めると、
シャリーンの中で彼女には理解できない感情が芽生えるのです。
嘘だと分かっていてもシャリーンとマイケルとニックとのやり取りがとても面白く、
時には穏やかな気持ちになったり。
クレジットの間にある「間」やスローテンポが苦手な方にはお勧めしませんが、
ユニークでどこかタッキーで、
コーヒーだと思って飲んだらコーラだった、みたいなどこか深みのある映画です。