"Girl Braiding Her Hair (Suzanne Valadon)" by Pierre-Auguste Renoir
昔の女性はどうやって髪をお手入れしてきたのかな。
そんなことをふと考えました。
そして自分でいろいろ調べてからは、
シャンプーやコンディショナーなど市販のものを控えるようになりました。
地肌がすごく弱いので、気持ち的にも安心。
乾燥させたカモミールやネトル(イラクサ)、ハイビスカス、
ローズマリー、ヴァイオレットなどで洗ったり、ガスールを使ったり。
夏場は汗をかくので、Dr. Bronner’s Magic Soapのリキッドタイプを使ったりもします。
お気に入りは無香料。自分で好きな精油を加えて使います。
コンディショナーの代わりには、シアバターやココナッツバターを使っています。
髪全体にシアバターつけて20分ほど置いてから髪を洗って、
乾かしてから梳かすとツヤツヤになります♪
私にはオイルよりバターの方が合ってたのですが、オリーブオイルもいいそうです。
マヨネーズで紙をパックするのもいいそうですよ〜。柔らかい髪になります(^^)
私自身はもともと髪や身体のお手入れにあまり興味がないのですが、
髪の毛はすべてのバロメーターともいうので、自分のできる範囲で実践しています。
楽しみながらが大切だと思っているので、身体に安全なものを使っていろいろ実験中。
自然のヘアケアーに興味がありましたら、下のレシピを参考にしてみて下さい。
レシピを載せておきます。
ホームメイドの注意点:
・作ったものは、消毒した容器に入れ、暗く乾燥したところで保管する
・作る前に必ず手を洗い、使う容器や道具は洗ってから消毒しておく
・もしシャンプーなどが分離していたら、使う前に混ぜる。
・ホームメイドのものは市販のものに比べて早くダメになる。においが変だと感じたら、新しいものと取り替える
ベーシック・シャンプー
市販のシャンプーに比べて、肌にも髪にも優しいシャンプーです。
水 (一度沸騰させて冷ましたもの) 1/4カップ
castileなどのリキッドソープ 1/4カップ
軽いベジタブルオイル (もし脂性なら省く) 小さじ1/2
作り方:すべてをよく混ぜて保存する。
ハーバル・シャンプー
自然の髪の色で使うハーブが変わるそうです。
黒髪にはローズマリーかラベンダー、明るい髪にはカモミール。
水 (一度沸騰させて冷ましたもの) 1/2 カップ
カモミール、ローズマリー、またはラベンダー(乾燥でもフレッシュでもどちらでも) 大さじ2
ベーシックシャンプー 1/2 カップ
グリセリン 大さじ2
作り方:水とハーブを鍋に入れ、弱火で煮出していく。少なくとも20分以上。
かなり強めに液が出来たら、シャンプーとグリセリンを加え、混ぜる。
冷めたら容器に入れ、フタをして一晩寝かせる。(液が硬くなるように)
かなり強めに液が出来たら、シャンプーとグリセリンを加え、混ぜる。
冷めたら容器に入れ、フタをして一晩寝かせる。(液が硬くなるように)
コンディショニング・パック (1回分)
「どうしてそんなに髪が艶々できれいなの?」と
ヘアサロンに行くと必ず聞かれれるというコックス女史のレシピ。お勧めです。
ヘアサロンに行くと必ず聞かれれるというコックス女史のレシピ。お勧めです。
下のリストから好きな材料を1〜2つ選びます。
材料を混ぜ1/4カップ分ほどになるように。
洗ってタオルドライした髪にパックを塗り、
ビニール・キャップかサランラップで髪全体を巻いて熱を逃がさないようにします。
洗ってタオルドライした髪にパックを塗り、
ビニール・キャップかサランラップで髪全体を巻いて熱を逃がさないようにします。
そのまま15分ほど放置した後、温い水で洗い流します。
もし髪に残るオイルが気に入らない方は、
軽くシャンプーしても大丈夫です (特にオイリー髪の方)。
もし髪に残るオイルが気に入らない方は、
軽くシャンプーしても大丈夫です (特にオイリー髪の方)。
ドライ:ココナッツオイル、バナナ、アボカド、マヨネーズ
ノーマル:マヨネーズ、卵、オリーブオイル、プレーンヨーグルト
オイリー:小さじ1~2分のレモン汁をノーマルの材料に加える
このヘアパックはドライ髪の方には特に、
また太陽によるダメージやドライヤーやストレイナーを頻繁に使用する方にお勧めです。
目安は1週間に1回。
また太陽によるダメージやドライヤーやストレイナーを頻繁に使用する方にお勧めです。
目安は1週間に1回。
髪のトラブルシューター(1回分)
シャンプーをした後に、リンスとして使用します。
どのバージョンを選んでも、
洗い流すときには必ず自分が耐えられるくらいの冷たい水(ぬるま湯でもOKですがお湯はダメ)で、最低1分は流し続けてください。
洗い流すときには必ず自分が耐えられるくらいの冷たい水(ぬるま湯でもOKですがお湯はダメ)で、最低1分は流し続けてください。
レモンジュース:
オーガニックレモン1個分のレモン汁を1カップ分に水と混ぜ、
一番最後のリンスとして髪に染み込ませます。
レモンには髪の明るさを取り戻す力があります。
一番最後のリンスとして髪に染み込ませます。
レモンには髪の明るさを取り戻す力があります。
ベーキングソーダ:
1カップ分の水と大さじ1のベーキングソーダ(重曹)を混ぜ、
リンスに使います。ヘアスプレーやジェルなどをよく取り除いてくれます。
リンスに使います。ヘアスプレーやジェルなどをよく取り除いてくれます。
アップルサイダー・ヴィネガー:
2カップ分の水と1/2カップのアップルサイダー・ヴィネガーを混ぜたものは、髪質に光を与えてくれます。
トマトジュース:
タバコや他の臭いが付いてしまった髪には、
1カップのトマトジュースでリンスすると臭いが取れます。
これはスカンクの出す臭いが体についてしまったときに、
たっぷりのトマトで体を洗うといいというものと同じですね。
1カップのトマトジュースでリンスすると臭いが取れます。
これはスカンクの出す臭いが体についてしまったときに、
たっぷりのトマトで体を洗うといいというものと同じですね。
自然にハイライトを入れる方法
多くの人が染めたり、ハイライトを入れる時代ですが、
実は自然のくれた力でハイライトを自然に髪にいれることができます。
化学薬品とは違い自然の力でハイライトを入れるには時間がかかりますが、
使い続ければどんどん髪が輝きます。
実は自然のくれた力でハイライトを自然に髪にいれることができます。
化学薬品とは違い自然の力でハイライトを入れるには時間がかかりますが、
使い続ければどんどん髪が輝きます。
シャンプーをした後に、リンスとして使ってみてください。
カモミール: 髪の色が明るい(ブロンド~)方。
2カップ分のお湯を 1/4カップのカモミールに注ぎ、お茶を作る。
越した後、冷ましてから使う。
2カップ分のお湯を 1/4カップのカモミールに注ぎ、お茶を作る。
越した後、冷ましてから使う。
ルバーブ: 髪の色を明るくします。
1/4カップの新鮮なルバーブを小さくカットし、2カップ分のお湯に入れお茶を作る。
漉した後、冷ましてから使う。
1/4カップの新鮮なルバーブを小さくカットし、2カップ分のお湯に入れお茶を作る。
漉した後、冷ましてから使う。
ラベンダー、セージ、またはシナモン: これらは髪の色を暗くします。
1/4カップのハーブ(シナモンの場合は3本を細かく割ること)を2カップ分のお湯に入れ、お茶を作る。漉して、冷ましてから使う。
1/4カップのハーブ(シナモンの場合は3本を細かく割ること)を2カップ分のお湯に入れ、お茶を作る。漉して、冷ましてから使う。
ハイビスカス: これは髪の色が薄くても濃くても、赤っぽいハイライトを作ります。
乾燥させた花でも、すでにお茶として売られているものでもどちらでもOK。
沸騰したお湯に花びらを入れ、自分が好きな濃さにまで煮詰めてお茶にする。
漉して、冷ましてから使う。
乾燥させた花でも、すでにお茶として売られているものでもどちらでもOK。
沸騰したお湯に花びらを入れ、自分が好きな濃さにまで煮詰めてお茶にする。
漉して、冷ましてから使う。
ハーブの他にも、
固形やクリーム式になったアーユルヴェーダのへナを使ってもいいですね。
母はへナで髪を染めています。
固形やクリーム式になったアーユルヴェーダのへナを使ってもいいですね。
母はへナで髪を染めています。
サイダーヴィネガーのリンス
125ml 精製水
サイダーヴィネガー 小さじ2
2~3滴の好みの精油(下のリストから選んでください)
使い方:材料を混ぜて、リンスとして使います。
ノーマルヘア
精油:ラベンダー、ローズマリー、レモン、パセリ、ゼラニウム、キャロットべジオイル:アーモンド、ピーチ・カーネル、イブニング・プロムローズ、ボレージ
ドライヘア
精油:ノーマルのものに加え、バーチ、ヤロウ、サンダルウッド
オイル:セサミ、ホホバ、ココアバター、サンフラワー、アボカド、アーモンド、ピーチ・カーネル、イブニング・プロムローズ、ボレージ
オイリーヘア
精油:サイプレス、レモン、、ピメントー・ベリー、バジル、セージ、
タイム、ヤロウ
オイル:ピーチ・カーネル、セサミ、ボレージ、イブニング・プロムローズ
カール/ウェーブの髪質の場合
カール用のシャンプーやコンディショナーには、どんなに高いものでも、
大量の化学薬品が入っています。
大量の化学薬品が入っています。
自然にカーリーヘアをきれいに維持(または長持ち)させるには、乾燥を防ぐことと、
粗い目の櫛を使うことなのだそうです。
どうしてもというときには、信頼できる会社のものを使うのがいいと思います。
化学薬品の使用が少ないという点で。
粗い目の櫛を使うことなのだそうです。
どうしてもというときには、信頼できる会社のものを使うのがいいと思います。
化学薬品の使用が少ないという点で。
Bibliography(参考文献)
Cox, Janice (2002). Natural beauty at home and natural beauty from the garden. Henry Holt & Company: New York.
Worwood, V. A. (1991). The fragrant pharmacy. Bantam Books: London.