暦的には明日から夏になるカナダ。
でも今年は天気の変動がかなり激しいバンクーバー、
6月も後半に入ったというのに冷夏です。
何で6月に厚いジャケットを着て、
薄手とはいえスカーフをして出かけなければならないんだろう。
暑すぎるのも嫌だけれど、寒い夏なんて最低だわ。
そんな6月は、紫陽花を始め桔梗などのブルー系の花が咲き誇る季節でもあります。
そんな中、最近近所で一番見ることの出来る花はルピナスでしょうか。
4年前にこの山に越して来た頃は、山の途中でピンクから紫にかけて、
色とりどりのルピナス畑を見ることが出来ました。
残念ながら現在は道路の隅っこにちょこっと咲いている程度だけれど、
この細長い花を見ると夏の前触れを感じさせてくれます。
私はピンクや白よりも、紫やこういう青っぽいルピナスのほうが好きなので、
家に帰る途中にこれを目にすることが、ここ1ヶ月の楽しみでした。
ところでどうでもいいことだけれど、
ルピナスという名前は「オオカミ」に由来するそう。
英語だとルパン3世の「ルパン」と同じ綴りで、
またハリー・ポッターでは「ルピン」という狼男の先生が登場しました。面白い。
このルピナスの季節も桜と同様にあっという間に過ぎてしまうので、
「あ、咲いてるな」と思った頃が一番の見頃です。
なので、そろそろルピナスの季節も終わりかな。