Friday, June 4, 2010

1st Arrondissement: Musée de l’Orangerie & Place de la Concorde‎

夕方からオランジェリー美術館へ行きました。
パリのミュージアムパスを持っていたのですが、
これ、ほんとうにスムーズに館内に入れて便利ですね。
おススメです。


この美術館が誇るモネの「睡蓮」はまさに圧巻!
でも作品が大きすぎるので、大切なのは遠くから目を細めて見ること、ですね。 

印象派とポスト印象派が揃うこの美術館に来るのを、
ずっとずっと待ち望んでいた場所。
一番楽しみにしていたのはマリー・ローランサンの作品でしたが、
マティスの「赤いズボンのオダリスク」がとても良かったです。
ウッディ・アレンは「パリで唯一訪れる価値のある美術館」と賞賛したそうですが、
私も今回の旅で一番気に入った美術館はここでした。 
主人はと言うと、アンドレー・デランの「2人のピエロ」がとても気に入ったらしく、
一生懸命写真を撮っていました。

オランジュリーという名前は何となくオレンジっぽいなあと思っていたら、
そのままフランス語でオレンジという意味だとのこと。
この美術館はチュイルリー公園に位置するのですが、
元々はそこの温室でオレンジを育てていたのだそうです。 

美術館の目の前にはロダンの「接吻 La Baiser」。 


美術館のあるチュイルリー公園を降りると、コンコルド広場です。
青銅と金で出来た噴水や彫刻がやはりパリちっくでした。
 パリで一番有名だと言うこの広場は8万4000㎡にも及ぶそう。
中央にはエジプトのルクソール神殿から運ばれた
「クレオパトラの針」という名のオベリスクが聳えていました。
マリー・アントワネットやルイ16世が処刑されたのがこの広場。
ギロチンは一体、この広場のどこに置かれていたんだろう。 
ところでこの広場には「クリヨン Hôtel de Crillon」という老舗ホテルがあるのですが、
そこのブティックがお洒落で素敵でした。