Monday, June 7, 2010

4th Arrondissement: Sainte Chapelle

上の写真はサント・シャペル教会の隣の裁判所です。  

メトロに乗ってシテ島のサント・シャペルへ行き、
壁一面に光るステンドグラスを眺めました。


入り口の横にある細い階段を上っていくと、ハッと息を呑むほどの美しい光が。
壁一面のステンドグラスは聖書のお話を元に造られたもので、
1134枚に及ぶそうです。 
キラキラ輝いていて、とっても素敵。
ステンドグラスを通して入ってくる光が、
まるで自分の身体を被っていくような感覚を覚えました。
神々しいとはこういうことをいうのかな。 

こちらは15世紀につけられたという薔薇窓。
細かい!

「聖なる礼拝堂」という名前のこの教会は、
キリストの聖遺物を安置する為にルイ9世によって建てられたもので、
完成は1248年ととても古いそうです。
2階建てですが、昔は礼拝堂である1階にしか入れず、
上は王室貴族の部屋として使われていたのだそうです。 
戦時下や革命中に1階の壁や尖塔、遺物はぼろぼろに壊されてしまったのに、
ここのステンドグラスは無事だったそうです。
なんだか奇跡みたいなお話。


 上はサント・シャペルの側面と塔。
ギザギザしたデザインですが、塔の模様がレースみたい♪
ミュージアムパスを所有していて唯一並んだのがこのサントシャペルだったのですが、
待つ価値は十分にあると思います。
ゴシックの宝石の名前の通り、素晴らしかった。
パリに来たら、また訪れたいと思います。