ヨーロッパからの帰国前日。
小銭が余っていたので、スーパーの製菓コーナーで見つけた
€1ほどのピンクの小袋を買ってみました。
ドライイーストだろうと勝手に思っていたのだけれど、
家に帰って調べてみると科学イーストでした。
早速この製造元のHPに飛んでみたら、このalsaというブランドは、
北米のBetty Crockerのような会社らしく、
「卵とミルクを混ぜるだけ」で出来るケーキやマフィンなどを出しているようです。
普段だったら買わない類いのものだけど、せっかくなので、
作りやすそうなレシピを探し、辞書を片手に挑戦してみました。
当たり前にフランス語なので、ところどころは勘です。
GÂTEAU AU YAOURT SAVEUR VANILLE
• 1 pot de yaourt (le pot nous servira d’unité de mesure) ヨーグルト
• 2 pots de farine 薄力粉
• 2 pots de sucre 砂糖
• 1 sachet de Sucre Vanilliné Alsa バニラシュガー
• 3 oeufs 卵
• 1/2 sachet de Levure Chimique Alsa ピンクの袋
• 1/2 pot d’huile 油
材料ではポットと書いてあったのですが、
ポットとは何のことか分からないので「ポット=カップ」として作りました。
しかも今手元にあるのが6カップ分のバント型だったため、
材料は上記の半分にしました。出来上がりは、柔らかいふわふわのケーキで、
味は素朴だけれど美味しいです。
どうやらこのピンクの中に入っていたものは、
ベーキングパウダーとソーダが混ざったもののようで、
イーストではありませんでした。
2回目に作ったときはお砂糖がなかったので、蜂蜜にしました。
甘味は抑えられたし、ケーキを切ると断面にマーブルが出来て、
そのマーブルが何となく透き通って見えます。
食感はもっとお餅のような重みのある感じになって、それも良かったです。
ケーキを焼く間、昔よく英語のレシピを使って
英単語の練習をしたことを思い出しました。
ピンクの袋はあと6つあるので、
頑張ってフランス語のレシピでお菓子づくりを続けてみれば、
仏単語が覚えられるかもしれないなんて、安易に考えているわたしです。