Wednesday, May 26, 2010

Quartiere Vecchio 1


オルヴィエートの旧市街は、ほんとうに夢の世界のように素敵でした。
てくてく歩いていくと、オルビエートで一番美味しいというカフェを発見。
お菓子売り場には、パッケージの美しいチョコレートやキャンディが並んでいて、
そのデザインを見ているだけでも楽しかったです。
エスプレッソとツナのサンドウィッチを片手に町を歩きました。

それからチェラミカの工房にも立ち寄りました。
オルヴィエートは昔から陶器産業が活発で、
黒と緑を基調としたチェラミカという独特の陶器を作り続けてきたそうです。
11〜14世紀にかけて作られた陶器が井戸や地下洞窟から発掘されたことで、
1920年代から街の産業のひとつとしてチェラミカを再現したのがはじまり。
今でも800年以上も前の色やデザインを元に、
ひとつひとつ丁寧に作られているそうです。
絵柄の多くは昔から継がれてきた神話の動物や自然をモチーフとしていて、
可愛らしいものが多かったです。

私はオルヴィエートのお土産として、
小さなチェラミカのディップボウルとワインコルクを買いました。
それから世界でも有名だというオルヴィエート産の白ワイン「Orvieto Classico」も。
ワインは何かの記念日まで大切に採っておこうと思います。

Tuesday, May 25, 2010

Duomo Orvieto


フニコラーレを降りバスに乗って旧市街の上部に到着すると、
真っ先に飛び込んできたのは ドゥオーモ・オルヴィエート。
ドゥオーモとはイタリア語で大聖堂のこと。
とても大きく圧巻です。

このドゥオーモはイタリア国内でも3つの指に入るほど美しいことで有名で、
 シエーナ派のロレンツォ・マイターニによる聖堂のファサードでは
天地創造から最後の審判までを絵で追うことが出来ます。
壁はトラバーチン(travertine)と呼ばれる石灰質が固まってできた白色と、
玄武岩の緑黒色で縞模様になっていました。
天井にはフラ・アンジェリコとベノッツォ・ゴッツォリの最後の共同制作のフラスコ画。後にルカ・シニョレッリによって「最後の審判」を題材とした壁画が付け加えられたそうですが、ゴールドたくさん、カラフルです!

それからスカルザのピエタ像もありました。
十字架からおろされたキリストを抱えるマリア様の像です。
ピエタとは「慈悲・哀れみ」。
殺された息子を腕に抱いたときのマリア様の気持ちを想像することはできませんが、
とても美しい彫刻です。

そしてここにもうひとつスカルザの作品があるのですが、
それはイタリアでいちばん大きいというパイプオルガンです。
5500本ものパイプ!すごい!

Duomo Orvieto. 
Such a treasure!

Monday, May 24, 2010

Orvieto



We took a local train to Orvieto from Florence. 
When we arrived, the sun was showing her face again 
and the light was so attractive it made the town so nostalgic. 
After checking in our hotel, 
we went to a supermarket and a book store in the small "new" town
 (in opposed to its historic "old" town on the hill) 
and went for dinner at a restaurant near the hotel.
My hubby had some kind of marinaded meat as an appetizer and carbonara, 
and I had a spicy tomato-sauce based pasta. 
They were so good!
 I wonder what kind of pasta they used for my dish. 
It was thick, similar to Japanese noodle called udon.   

The next morning, we packed up everything and went to the old town by taking cute funicolare, a cable car. 
It was quite a hill, I must tell you, but I enjoyed. 
I wished it had been a longer ride though.

フィレンツェからローカル線でオルヴィエートに向かいました。
読みかけの本を読み終わらないうちにオルヴィエートに到着。
2時間くらいの距離でした。
着いたら晴れ間が出ていて、グリーンがとてもきれい。

すでに夕方になっていたので、旧市街は翌日に回してブラブラと近所を散策し、
スーパーや本屋さんに立ち寄ってから、
ホテルのお姉さんに教えてもらったレストランへ行きました。
主人はカルボナーラ、私は「Umbria」の名前がついたパスタ(オルヴィエートはウンブリア州に属しているので)を頼みました。
私のはスパイシーなトマト味でうどんのような太麺だったけれど美味しかったです。
パスタも美味しかったけれど、前菜のお肉、とーっても美味しかった。
ホテルでは主人はパリで買っておいたワインを飲んでいましたが、
私はあっという間に眠ってしまいました。

翌日は楽しみにしていた旧市街。
旧市街にはオルヴィエート駅の反対側にある
フニコラーレ(funicolare)という小さなケーブルカーに乗って行くのです。
赤が可愛いフニコラーレ、この町の人々の交通手段です。

Friday, May 21, 2010

Florence


We took a short stroll around Santa Maria Novella Station in Florence.

パリを出てフィレンツェのサンタ・マリア・ノッヴェラ駅に到着したのは、
予定より1時間も遅れた朝の8時15分。
駅に着いたら1時間後に出発のローカル線でオルヴィエートで向かい、
その先のチヴィタ(Civita di Bagnoregio)という村を訪れる予定でした。
「死に行く町」と呼ばれ、
断崖絶壁のような丘の上にひっそりと佇む人口15人あまりの村です。
でもこの日は雨。
雨だとチヴィタから目的の景色が見えないということで、
今回はチヴィタを諦め、午後の電車でゆっくりオルヴィエートへ向かうことにしました。

思いがけずフィレンツェで時間ができたので、
コーヒーを飲みながら予定を立て直すことにしました。
イタリアの朝はやっぱり、コーヒーを一杯で一日。
カプチーノすごく美味しくてびっくりしました。

駅の近くのサンタ・マリア・ノッヴェラ広場へ行きました。
広場にあるサンタ・マリア・ノッヴェラ教会は表と裏のデザインがまったく違うのです。 ここの修道僧たちが薬草を使って薬剤を作っていたのが、
日本でも有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のはじまり。
薬局は800年以上も続いているというのだから驚きです。

時間がたくさんあれば美術館に行きたかったけれど、
フィレンツェはまったく予習していなかったので場所が分からなくて。
なのでまずは大きなピザとリゾットでブランチしてから、
時間が許す限りお散歩してみました。
銀座にあるような小さなギャラリーもあって、途中足を止めて覗き込んだりしました。
街中がアートで溢れている国。
昔にタイムトリップしたみたいな老舗の薬局は、
ショーウィンドウのディスプレイも素敵で中に入るのにドキドキしました。
創業1897年!
ミュシャのステンドグラスのお店は何屋さんだったんだろう。

フィレンツェ、古い街。
あの角を曲がるとドレスを着た貴族の女性たちが現れるのではないだろうか。
振り向くと細い道を馬車がカタカタ走っているのではないだろうか。
イタリアバロックが聞こえてくるのではないか。

そんなことを考えながら歩いていました。

Tuesday, May 18, 2010

Artesia


パリからローマへは電車で行きたいと思っていたので、
夜行列車の「アルテシア」に予約を取りました。
アルテシアはベルシー駅から出るのですが、
私たちは1等車だったので駅の中にあるアルテシア専用のラウンジでが使えました。
飲み物やスナックのサービスがあるので、
電車か到着するまでゆっくり過ごせてよかったです。
1等車はそれなりのお値段ですが、
主人とふたりだけなので安心。
今思うと、1等車じゃなければ、ぜったいに眠れなかったと思います。
 コンパーメントメントは狭いですが、
小さな洗面所にはタオル、小さなミネラルウォーター、石けんなどもありました。
 私はそれまで寝台車で旅行をしたことがなかったので、ワクワクを通り越してドキドキ。 主人も興奮して、子供のようにはしゃいでいました。
不便だったのはお手洗い。各車両2つしかなく、
電車のトイレに慣れていない人には使いにくいと思いますが、
寝台車の旅は思った以上に楽しかったです。


夜の出発だったので、
さっそくスーパーで買ったバゲット、プロシュート、チーズやワインで小さな晩餐。
ところでフランスはお酒が安いですね!
日が沈むまではずっと窓の外を眺めていました。


 私たちがこの列車で向かう先はローマではなく、
12時間後のフィレンツェ。
暫くは横たわったままおしゃべりをしていたけれど、いつしか眠りに落ちていました。
この列車はスイスの国境も超えるので、
最初に車掌さんにはパスポートを渡しておいたのですが、
私自身もスイスの国境を見たかったので、主人に起こしてねと頼んでおいたのだけれど起きられませんでした。
そして朝6時、目覚めると、窓の外は既にイタリアでした。 
窓の外の風景はパリのものとは全く異なり、
緑がゴージャスな山と田園の情景が広がっていました。
とても素敵な眺めでした。

帰りはローマからパリでアルテシアに乗る予定でしたが、
ちょっとアクシデントがあり、
最終的にはミラノからアルテシアに乗るはめになりました。
イタリアで電車を使うときは、チケットに何と書かれていても信用せず、
インフォメーションなどで再確認してから乗車することをお勧めします。