Wednesday, May 26, 2010

Quartiere Vecchio 1


オルヴィエートの旧市街は、ほんとうに夢の世界のように素敵でした。
てくてく歩いていくと、オルビエートで一番美味しいというカフェを発見。
お菓子売り場には、パッケージの美しいチョコレートやキャンディが並んでいて、
そのデザインを見ているだけでも楽しかったです。
エスプレッソとツナのサンドウィッチを片手に町を歩きました。

それからチェラミカの工房にも立ち寄りました。
オルヴィエートは昔から陶器産業が活発で、
黒と緑を基調としたチェラミカという独特の陶器を作り続けてきたそうです。
11〜14世紀にかけて作られた陶器が井戸や地下洞窟から発掘されたことで、
1920年代から街の産業のひとつとしてチェラミカを再現したのがはじまり。
今でも800年以上も前の色やデザインを元に、
ひとつひとつ丁寧に作られているそうです。
絵柄の多くは昔から継がれてきた神話の動物や自然をモチーフとしていて、
可愛らしいものが多かったです。

私はオルヴィエートのお土産として、
小さなチェラミカのディップボウルとワインコルクを買いました。
それから世界でも有名だというオルヴィエート産の白ワイン「Orvieto Classico」も。
ワインは何かの記念日まで大切に採っておこうと思います。