Monday, May 31, 2010

Colosseum


Colosseo.
That was the only reason we went to Rome.
That was what my husband wanted to see with his own eyes.

So many things to hear about this place. 
So much to think about. 
There were a lot of things I wanted to tell my husband what I thought of this place,
but I didn't.
I just stayed there calm and silent,
and let him stand on the place he had wanted to be so bad.

ローマに行くことに決めたたったひとつの理由がコロッセオ。
主人がどうしても自分の目で見てみたいと言って。

この場所にはものすごくたくさんの意味と現実が詰まっていて、
ガイドさんの話を聞くのもいっぱいいっぱい。
私にはすべてを飲み込むことはできませんでした。
主人にも自分なりに思うこと、感じることがたくさんあったに違いありません。

Saturday, May 29, 2010

The Green Heart of Italy


Before taking off to Rome, we found a ruin near the funicolare on Piazza Cahen. 
What we found there was this breathtaking view! 
Orvieto is in Umbria region and Umbria is called, "the green heart (il cuor verde d'Italia)."
By looking at the view, I understood why Umbria was referred to it. 
Just beautiful.

オルヴィエートの旧市街は丘の上にポツンと建ち、
ルーペと呼ばれる岸壁で囲まれていてます。
何世紀もの間周りから孤立して、教程や遺跡を守ってきたそうです。
現在はこの旧市街に新たな住居や建築物を建てることが禁止されているため、
私たちが泊まった崖下の町が新たに作られました。
そんなオルヴィエートのあるウンブリア州は「緑のハート」と呼ばれています。

旧市街の上部からバスでカーエン広場に戻ってきたあと、
まだローマ行きの電車まで時間があったので、
フニコラーレの横の城跡からウンブリアを見渡しました。
雨が強くなってきてしまって写真も暗いのですが、
これが緑のハートと呼ばれる所以、とても美しい緑が続いていました。
呼吸をするのも忘れてしまいそうになるほどキレイで、
ずーっとそこで見ていたかった。
まったくはじめてのヨーロッパで英語が使えない中たどり着いたオルヴィエート。
私はきっとこの場所を忘れないと思います。

Wednesday, May 26, 2010

Quartiere Vecchio 2


ウンブリア州一体の地域はトゥーフォ(tufo)という
火山の噴火による凝灰岩でできた土を地盤としています。
そのため風や水の侵食などの影響を受けやすく、
変わった形状の土地が出来上がったのだそうです。
エトルリアから古代ローマ時代にかけ、
敵の侵略を防ぐために丘の上に町をいくつも作ったというイタリア中部。
オルヴィエートもそのひとつです。
オルヴィエートにはモーロの塔、サン・パトリッツィオの井戸など、
観光名所も沢山あるのですが、私たちはゆっくりと町を歩くことにしました。
中世の古い町並みがそのまま残っていて、思っていた以上に美しくて。
中世の時代にタイムトリップしてしまったような感覚に捕われてしまいました。

しばらくして、強い雨が降り出したのでアパートの入り口で雨宿りをしました。
ひさしぶりにゆっくりと、雨の音に耳を澄ましていました。
30分ほどで小雨になってきたのでまた歩きはじめたのですが、
石畳に残る水が、空からの光に反射してとてもキレイでした。
水たまりに飛び込みたくなるくらい、雨がとっても似合う場所です。

Quartiere Vecchio 1


オルヴィエートの旧市街は、ほんとうに夢の世界のように素敵でした。
てくてく歩いていくと、オルビエートで一番美味しいというカフェを発見。
お菓子売り場には、パッケージの美しいチョコレートやキャンディが並んでいて、
そのデザインを見ているだけでも楽しかったです。
エスプレッソとツナのサンドウィッチを片手に町を歩きました。

それからチェラミカの工房にも立ち寄りました。
オルヴィエートは昔から陶器産業が活発で、
黒と緑を基調としたチェラミカという独特の陶器を作り続けてきたそうです。
11〜14世紀にかけて作られた陶器が井戸や地下洞窟から発掘されたことで、
1920年代から街の産業のひとつとしてチェラミカを再現したのがはじまり。
今でも800年以上も前の色やデザインを元に、
ひとつひとつ丁寧に作られているそうです。
絵柄の多くは昔から継がれてきた神話の動物や自然をモチーフとしていて、
可愛らしいものが多かったです。

私はオルヴィエートのお土産として、
小さなチェラミカのディップボウルとワインコルクを買いました。
それから世界でも有名だというオルヴィエート産の白ワイン「Orvieto Classico」も。
ワインは何かの記念日まで大切に採っておこうと思います。

Tuesday, May 25, 2010

Duomo Orvieto


フニコラーレを降りバスに乗って旧市街の上部に到着すると、
真っ先に飛び込んできたのは ドゥオーモ・オルヴィエート。
ドゥオーモとはイタリア語で大聖堂のこと。
とても大きく圧巻です。

このドゥオーモはイタリア国内でも3つの指に入るほど美しいことで有名で、
 シエーナ派のロレンツォ・マイターニによる聖堂のファサードでは
天地創造から最後の審判までを絵で追うことが出来ます。
壁はトラバーチン(travertine)と呼ばれる石灰質が固まってできた白色と、
玄武岩の緑黒色で縞模様になっていました。
天井にはフラ・アンジェリコとベノッツォ・ゴッツォリの最後の共同制作のフラスコ画。後にルカ・シニョレッリによって「最後の審判」を題材とした壁画が付け加えられたそうですが、ゴールドたくさん、カラフルです!

それからスカルザのピエタ像もありました。
十字架からおろされたキリストを抱えるマリア様の像です。
ピエタとは「慈悲・哀れみ」。
殺された息子を腕に抱いたときのマリア様の気持ちを想像することはできませんが、
とても美しい彫刻です。

そしてここにもうひとつスカルザの作品があるのですが、
それはイタリアでいちばん大きいというパイプオルガンです。
5500本ものパイプ!すごい!

Duomo Orvieto. 
Such a treasure!

Monday, May 24, 2010

Orvieto



We took a local train to Orvieto from Florence. 
When we arrived, the sun was showing her face again 
and the light was so attractive it made the town so nostalgic. 
After checking in our hotel, 
we went to a supermarket and a book store in the small "new" town
 (in opposed to its historic "old" town on the hill) 
and went for dinner at a restaurant near the hotel.
My hubby had some kind of marinaded meat as an appetizer and carbonara, 
and I had a spicy tomato-sauce based pasta. 
They were so good!
 I wonder what kind of pasta they used for my dish. 
It was thick, similar to Japanese noodle called udon.   

The next morning, we packed up everything and went to the old town by taking cute funicolare, a cable car. 
It was quite a hill, I must tell you, but I enjoyed. 
I wished it had been a longer ride though.

フィレンツェからローカル線でオルヴィエートに向かいました。
読みかけの本を読み終わらないうちにオルヴィエートに到着。
2時間くらいの距離でした。
着いたら晴れ間が出ていて、グリーンがとてもきれい。

すでに夕方になっていたので、旧市街は翌日に回してブラブラと近所を散策し、
スーパーや本屋さんに立ち寄ってから、
ホテルのお姉さんに教えてもらったレストランへ行きました。
主人はカルボナーラ、私は「Umbria」の名前がついたパスタ(オルヴィエートはウンブリア州に属しているので)を頼みました。
私のはスパイシーなトマト味でうどんのような太麺だったけれど美味しかったです。
パスタも美味しかったけれど、前菜のお肉、とーっても美味しかった。
ホテルでは主人はパリで買っておいたワインを飲んでいましたが、
私はあっという間に眠ってしまいました。

翌日は楽しみにしていた旧市街。
旧市街にはオルヴィエート駅の反対側にある
フニコラーレ(funicolare)という小さなケーブルカーに乗って行くのです。
赤が可愛いフニコラーレ、この町の人々の交通手段です。