Friday, March 22, 2013

Demanten på marssnön



イースターのパステルカラーが街を彩るこの季節。
今年も例年通り花粉症に泣いています。
鼻が通らないので寝ている間どうしても口が空いてしまい
喉が乾燥して咳がひどいけれど、私はやっぱり鼻がいちばん弱いです~
ハクシュン!

それでもせっかくの春だから、きれいな色をいっぱいいっぱい取り入れたい。


チーズを買いに行ったついでにお花屋さんを覗いて、
ミモザをとラナンキュラスを包んでもらいました。
その帰り道に立ち寄ったドラッグストアでイースターのチョコレートを買いました。


中身よりも缶が欲しくて。
チョコレートは大きなうさちゃんをこれをバンバン割って食べます。
そして缶の使い道はと言いますと…
ふふふ~ん。
じゃーん、色鉛筆入れo(^▽^)o
ぴったりだ♪


~~~

主人はこの日の夕方 (土曜日)に、打ち合わせで出かけたのですが、
家を出てすぐに電話で「窓の外を見てごらん」と言うので、
ブラインドをあげてみたら、サラサラときれいな雪が降っていました。
たぶん山の上だけだと思うけれど、さっきまで晴天だったのでびっくり。
風花だ〜。
30分ほどで止んでしまったけれど、この時期雪が降ると思い出す、
シベリウスの「3月の雪の上のダイヤモンド」のCDを今年もかけました。去年の記事。

この詩をつくったのはスウェーデン人だったヴェクセルという方で、
それにフィンランド人のシベリウスが音楽をつけたのだそうです。

きっと北欧では真っ白な雪が3月の太陽の光を浴びて
キラキラ輝いているんだろうな。
雪で覆われた大地を思い浮かべます。

~~~
På drivans snö där glimmar en diamant så klar. 
Ej fanns en tår, en pärla, som högre skimrat har. 
Utav en hemlig längtan hon blänker himmelskt så: 
hon blickar emot solen, där skön den ses uppgå. 
Vid foten av dess stråle tillbedjande hon står 
och kysser den i kärlek och smälter i en tår. 
O, sköna lott att älska det högsta livet ter,
att stråla i dess solblick och dö, när skönst den ler! 

吹き溜まりの雪の上できらめいている あのダイヤモンドはとても鮮やかだ。
どんな涙も、真珠でも、 あんなに輝きを放ったことはなかった。
明るい空に向かって、
美を放ちながら昇る太陽に向かって、
切望を内に秘めた彼女は輝く。
その光線のたもとに、祈るようにして座り込んだ彼女は
深い愛をこめてその光にキスをし、涙となって溶けてゆく。
ああ、なんて美しい運命!
人生が与えてくれる最も素晴らしいものを愛し、
その光の中で煌めき、その頂点で命を終えるのだから。


Demanten På Marssnön, op. 36-6 by Jean Sibelius; poetry by J. J. Wecksell


(これはノルウェーのKirsten Flagstadさんのものです。)



スウェーデン語はわからないので、英訳されたものを私が日本語に訳しました。
完璧な直訳でないのはそのためですが、歌詞がとても素敵なので参考までに載せておきます。