Saturday, March 30, 2013

Easter


$3.99だったミモザの束は片手で握れるほど少なくて、
 それでもカナダではあまりミモザを見かけないので、見つけたときはとても嬉しかった。
 枯れてしまうのは仕方がないことだけれど、 いつまでも手元に残しておきたくて、 
カレーを煮込んでいる間にちいさなリースを作ってみました。
 ワイヤーを使うだけなので粗野だけれど、そんな軽い感じも好き。


ただの麻ひもにするか迷って、結局イースターを意識して ライトグリーンのリボンに。
 ミモザってお水に生けていてもあっという間にドライになってしまうのね。


浮き花にもミモザを散らして。

 xxx 

 Happy Easter!

Thursday, March 28, 2013

Picturing Myself Under the Big Leaves


葉っぱ3本だけのモンステラ、今も元気モリモリです。
 ツルンツルンの手触りと、 大きな手のひらのようなへんてこりんな形に、
すごーく癒されています(^^)
 サトイモ科ホウライショウ属で熱帯アメリカが原産。
 ジャングルにいっぱい生えてるんだろうな〜 。
 もうちょっと広い場所へ引っ越せたら、 
モンステラのような大きな観葉植物を置きたいねって主人と話しています。 
日本では観葉植物としてすごく人気がありますが、ここではどうなんでしょう。


なんだか小さなオアシスみたい。 

 〜〜〜


ランチには大きなサンドウィッチを作りました。 
最近洋梨があると、こればかり作っています。 
プロシュートの代わりにブラックペッパーのハムみたいのを入れて。
 トロ〜ッと溶けたブリーのクリーミーさと、
お肉の塩気と洋梨の甘味が なぜかすごく合うのね。 
ウォルナッツもたっぷり入れました。 それからおやつには、
 お友達が紹介してくれたレシピでローフードのブラウニーを作りました。


お友達曰く、ローフードでベーガンなので、ビタミンやタンパク質の量が多いそう。
 ナッツがたくさん入っているので低カロリーではないけれど、 
ローフードのおやつは糖質が低く、血糖値を上げにくいんだそうです。 
あると思っていたペカンがなかったのでウォルナッツで作ったけれど、
 ウォルナッツよりペカンのほうが断然美味しいそうです。 
でもウォルナッツでも美味しかった♪ 
カカオパウダーを使っているのですこしビターな独特の酸味があって、
 それがうまい具合にデーツと混ざっている感じ。 
私はココナッツが好きなので、もっといっぱいココナッツを入れてもいいかも。 
さっそくペカンを買ってきたので、今週末はペカンで作ってみよう!

London Fog


私の結婚式でブライズメイドにもなってくれたお友達。
ここ数年ずっと会っていなかったのに、ふとしたきっかけで再会し、
最近は1、2ヶ月にいっぺんのペースでおしゃべりを楽しんでいます。
大学の哲学のクラスで出会ってからの付き合いなので、もう7年。
あの頃はよく彼女の部屋で映画を見たりしたっけ。

彼女とはいつもロンドンフォグ。
ロンドンフォグとは、アールグレイのラテのこと。
いつからかこの街にひっそりと登場し、今では定番の飲み物になったね。
この日は、最初のカフェで紅茶にスコーン、
彼女はロンドンフォグにりんごの包み焼きだったので、
帰宅前に梯子したタイ風のアイスティーが美味しいお店で
彼女が紅茶、私がロンドンフォグを頼んだのでした。

彼女が着ていたカナックスのTシャツが可愛かったのでパチリ。

Tuesday, March 26, 2013

The Season Has Come


先週、主人が3日間の有休を取ったので、
遠出はしなかったけれど、 いろいろアクティブに過ごしました。 
まず初日の月曜日、青空が広がる中で、家のまわりのトレイルを歩きました。 
山にはたくさんのルートがあるのですが、今回ははじめて歩く道。
 山の頂上から降りて、
目的地はバーナビーとコクイットラムのボーダーであるNorth Roadです。 
お弁当をナップザックに入れて出発。

2時間かけて降り、てくてく歩いて町のバス停へ。
トレッキングの途中では座ってゆっくりできるようなところがなかったので、
 バスに乗って山の上に戻ってから食事にすることにしました。
 キャンパスの屋根の上で、ちょっぴり遅いランチ。
風はまだ冷たかったけれど、
やっと外でごはんが美味しく食べられる季節になってきました。
うれしな〜♪
今年は何回お外でごはんが食べられるかな〜。


Sunday, March 24, 2013

Mimosa Yellow



ミモザ、春らしくて可愛くて好きです。
実家のお庭には大きなミモザの木があって、今頃は元気よく茂っていたはずでした。
でも父が間違って(?)切ってしまったようで、去年里帰りしたときに母が怒っていました(^_^;)
ミモザのなんという種類かは分からないけれど、葉っぱがすごく素敵だったのです。

そんなミモザ繋がりで、今日はネイルのことをすこし。


春なので、ペディキュアのカラーを
左端のローズ・コンフィデンシャルから中央のミモザに変えました。
子供の頃はいろんな色を揃えるのが楽しくて、
高校時代はなんでだかロックやパンクが好きだったので
黒とかネイビーのネイルポリッシュばかり使っていました。
母がよく「なあに~、変~」と笑ってたっけ。
でも今は気に入った使いやすい色しか持っていません。
ローズ・コンフィデンシャル、ミモザ、ペシュ・ナクレの3色に
Seche」のベースとトップコート。
不器用なので、ムラになりやすいホワイトが入っているカラーではなく、
パールの入ったものを選ぶようにしています。
この3色の他にベージュに近いヌードカラーが欲しいな。
ところでマニキュアって、今はもう言わないのかしら・・・?

Nail colours: #491, #515, 577 from Chanel

Friday, March 22, 2013

Demanten på marssnön



イースターのパステルカラーが街を彩るこの季節。
今年も例年通り花粉症に泣いています。
鼻が通らないので寝ている間どうしても口が空いてしまい
喉が乾燥して咳がひどいけれど、私はやっぱり鼻がいちばん弱いです~
ハクシュン!

それでもせっかくの春だから、きれいな色をいっぱいいっぱい取り入れたい。


チーズを買いに行ったついでにお花屋さんを覗いて、
ミモザをとラナンキュラスを包んでもらいました。
その帰り道に立ち寄ったドラッグストアでイースターのチョコレートを買いました。


中身よりも缶が欲しくて。
チョコレートは大きなうさちゃんをこれをバンバン割って食べます。
そして缶の使い道はと言いますと…
ふふふ~ん。
じゃーん、色鉛筆入れo(^▽^)o
ぴったりだ♪


~~~

主人はこの日の夕方 (土曜日)に、打ち合わせで出かけたのですが、
家を出てすぐに電話で「窓の外を見てごらん」と言うので、
ブラインドをあげてみたら、サラサラときれいな雪が降っていました。
たぶん山の上だけだと思うけれど、さっきまで晴天だったのでびっくり。
風花だ〜。
30分ほどで止んでしまったけれど、この時期雪が降ると思い出す、
シベリウスの「3月の雪の上のダイヤモンド」のCDを今年もかけました。去年の記事。

この詩をつくったのはスウェーデン人だったヴェクセルという方で、
それにフィンランド人のシベリウスが音楽をつけたのだそうです。

きっと北欧では真っ白な雪が3月の太陽の光を浴びて
キラキラ輝いているんだろうな。
雪で覆われた大地を思い浮かべます。

~~~
På drivans snö där glimmar en diamant så klar. 
Ej fanns en tår, en pärla, som högre skimrat har. 
Utav en hemlig längtan hon blänker himmelskt så: 
hon blickar emot solen, där skön den ses uppgå. 
Vid foten av dess stråle tillbedjande hon står 
och kysser den i kärlek och smälter i en tår. 
O, sköna lott att älska det högsta livet ter,
att stråla i dess solblick och dö, när skönst den ler! 

吹き溜まりの雪の上できらめいている あのダイヤモンドはとても鮮やかだ。
どんな涙も、真珠でも、 あんなに輝きを放ったことはなかった。
明るい空に向かって、
美を放ちながら昇る太陽に向かって、
切望を内に秘めた彼女は輝く。
その光線のたもとに、祈るようにして座り込んだ彼女は
深い愛をこめてその光にキスをし、涙となって溶けてゆく。
ああ、なんて美しい運命!
人生が与えてくれる最も素晴らしいものを愛し、
その光の中で煌めき、その頂点で命を終えるのだから。


Demanten På Marssnön, op. 36-6 by Jean Sibelius; poetry by J. J. Wecksell


(これはノルウェーのKirsten Flagstadさんのものです。)



スウェーデン語はわからないので、英訳されたものを私が日本語に訳しました。
完璧な直訳でないのはそのためですが、歌詞がとても素敵なので参考までに載せておきます。

Wednesday, March 20, 2013

Moroccan Sweetness

一昨年のお誕生日に主人がくれたお料理本とDVDは 
ジェイミー・オリバーのものでした。 (彼のお料理本はこれで5冊目です。) 
イタリア、ギリシャ、フランス、スウェーデン、
スペイン、モロッコのお料理がいっぱい。 
パラパラ捲っているだけで満足してしまいそうになるような写真は、 
カラフルで美しくてまるで旅の写真集のようです。


その中からモロッコのページを開いて、
アーモンドたっぷりのお菓子を作ってみました。
 モロッコではマハンチャと呼ばれるこのお菓子は「ヘビ」という意味だそう。
 今年は巳年なのでね…ヘビ、苦手だけど(。-_-。)


バターとアーモンド、ローズウォーター、ピスタチオにレモンの皮をたっぷり。
 ほんとうはオレンジの皮も入るのだけれど、 なかったのでそこは省略し、
レモンの量を増やすことで勝手に解決。
 ドライのローズペタルもいいけれど、手元にマーロウがあったので、 
今回はマーロウの花を使いました。


ジェイミーさんはこれにオレンジジュースを使ったデイツのソースと 
アイスクリームを載せていました。 
私はアイスクリームなしだけれど、パイみたいでとっても合うと思います。
 ソースは、オレンジジュースがなかったので、 
りんごとデイツをコトコト煮て作ったソースをかけました。 
ドライデイツなので甘くて、お砂糖なしで十分。 
窓を大きく開けていれば、ふわ〜っと香るマハンチャの甘味とともに、
 時たま吹くひんやりとした風が肌に気持ちいいです。 
熱いミントティーと一緒にいただきます。


あまり好き嫌いがないので、どこの国のお料理も大抵は美味しいとかんじます。
 なのでいろんな国のものを自分で作れたらいいな~と思っているのです。
 でも研究するのは苦手なので、気分がのらないとなかなか… 
お料理やお菓子づくりにおいては、「思い立ったら」が基本です。 
モロッコのお料理本はもう一冊持っているので、少しずつ作れるようになるといいな。 
 今回使ったフィロは冷凍なので、前夜に冷蔵庫に入れて解凍しておきました。 
この日の夜は、残った生地でおつまみにサモサを作りました。
 本来のサモサの皮よりサクサク軽くて食べやすいので、 
我が家ではフィロを使う方が多いです。
 憧れのモロッコ、マラケシュを歩くジェイミーさんの姿を追いながら、
 もう製造されていないコセマの食器が、やっぱり欲しいなあと思ってしまうのでした。

Recipe is from Jamie Oliver's Food Escape (cookbook&DVD)

Sunday, March 17, 2013

I'll Keep the Jars After


数年前に店舗をオープンさせる前に、
ポップアップショップなどでお菓子を売り始めたこのお店。
キャラメルとチョコレートバーを買ってみたらすごく美味しくて、
半年後のオープンを心待ちにしていたのでした。
なのにその後ずっと忘れていて、
久しぶりにメイン駅に行くことになりハッと思い出した私。

地球のような青いものは、チョコレートの賞を取ったというビールのフレーバー。
たしかにビールの爽快さがふんわりと伝わってくるような…。
あまりチョコレートの味の違いがわからない主人も、美味しいねと言いいました。
デザートは6種類ある中から、レッドベルベットケーキとシトラスパンナコッタ。
牛ではなくヤギのミルクを使ったデザートは、主人と半分こして味比べ。
どっちも好きだけど  甘さ控えめなベルベットがいいなと言ったら、
シトラス好きの君にしては珍しいね、と答えた彼も、
実は赤いやつのほうが好きかなって呟いたのでした。

今度は一緒にお店に行って選ぼうねん。

 Beta 5 (413 Industrial Avenue Vancouver, BC V6B 2P8)

Saturday, March 16, 2013

Pizza


先週の土曜日、お友達とランチにマルゲリータを食べました。 
ピザはやっぱりマルゲリータだよね、
thin crust だよね、と言いながら、
 イタリアの話題で盛り上がる明るい午後。 

Friday, March 15, 2013

Elegantly Put

好きな音楽家は誰ですか? 
たまにそう聞かれることがあるのですが、答えに困ってしまいます。
 好きな作家は誰ですか?と聞かれるのと同じくらい、
難しい質問。 
好きな音楽、好きな本、たくさんあるからです。
 たくさんありすぎて、
そして新しい「好き」がどんどん増えてしまって。


先日ある本を読んでいたら、音楽とカタカナの関係について触れていました。 
数年前に流行った「のだめカンタービレ」のカンタービレは 
発想記号と呼ばれる音楽用語で「歌うように」という意味ですが、 
他にもアッチェレランドとかダル・セーニョなど、 
カタカナだと何かすごいことのように思えてしまう言葉が、
 日本語に置き換えてみると、あぁ、なんだ~と魔法がとけたように思えたりします。
 バイオリンを数年にかけて習っていたことがあるのですが、 
子供ながらに記号の意味を覚えるのが嫌で嫌で。
 楽譜を読むよりも、聞いて覚える方が得意だったので、 
先生のお手本を聞いて、それでできるだけ覚えようとズルしてました(。-_-。) 
今は記号なんてほとんど覚えていないし、楽譜もきっと読めないだろうな。 

他にも音楽用語とカタカナの関係を考えてみました。 
たとえば、セレナーデ。 
セレナーデを漢字で書くと「小夜曲」になるそうです。
 小さな夜の音楽。

 他にも… 
コンチェルト (協奏曲) 
フーガ (遁走曲) 
ファンタジア (幻想曲) 
ラプソディー (狂詩曲) 
ノクターン (夜想曲) 
ワルツ (円舞曲) 
プレリュード (前奏曲) 
オヴァチュア (序曲)
 などなど。

 カタカナはそれだけでなんだかエレガントだけれど、
 漢字にするととてもドラマティックだなぁと思いました。
 そんなカタカナの単語を聞くと、
何かがリンクしたかのように 瞬時的に思い浮かぶ曲があります。
 たとえば、セレナーデときくとシューベルトの
「白鳥の歌 Schwanengesang」の
「Ständchen」が私の頭の中をぐるぐる回りはじめます。 
もともとは歌曲でフルートのアレンジも人気ですが、
 私はピアノのソロがとても好きです。
 恋人への想いを綴った歌詞は、
メロディーと溶け合いながら そっと消えていくかのような儚さがあります。

Schwanengesang D957 №4 (Ständchen/Serenade) by F. Schubert
(これはナナ・ムスクーリさんが歌ったものです)

Wednesday, March 13, 2013

A New Diner



新しくオープンしたカフェでコーヒー片手に友人たちとおしゃべり。
カントリーの要素を取り入れたアーバニティーなダイナーな雰囲気、かな。
チーズやソーセージをはじめ、タンクに入ったオリーブオイルまで。
ガスタウン周辺にたくさんのお店を持つHHG系列で、
主にイギリスの食を扱っているそう。
棚にはこれからもっとグロッサリーが置かれていくんだろうな。
楽しそう~

私はこのエリアの古い建物がとても好きなので、
こういう風にもっとどんどん素敵なお店ができるといいなと思います。
とくにタイル張りの床と木枠で囲まれたガラス扉が好きです。

Rainier Provisions (2 W Cordova St. Vancouver, BC V6C 3N8)

To The Beach

春を探しに、街へ出てみる。


「まだまだ風は冷たいね」と言いながらも 
手袋をしていないことに気付いたのは、
夕方家に戻ってからのこと。


お散歩の途中で見つけたモンステラを抱えて、
 ビオラをエレキで演奏するインディーズミュージシャンたちの曲を聴いていたら、
 急にピローギが食べたくなってアーバンフェアのデリへ飛び込みました。
 どうせなら海をみながら食べたいと主人が言うので、
 温めてもらったプルーギを持って急いでイングリッシュ・ベイへ。
 冷める前にと頑張って早歩きしたけど、
 途中でいつものドライフードのお店に吸い込まれてしまったのでした。 あーあ。


やっと海にたどり着いてホッと一息。
 嬉しいことに、ピローギを口にいれたらまだまだホクホク温かかったのでした。 
 そんな日曜日。


(youtubeにバスキングの様子がたくさんアップされています。)

Tuesday, March 12, 2013

Nuba


お友達とレバノンのお料理を食べに行きました。
ディープフライにしたカリフラワーは見た目は噴火したラバみたいだけれど、
レモンが効いていてさっぱり系。
美味しかったので、お家でも作ってみようと思います。

Nuba Gastown (207 West Hastings St. Vancouver, BC V6B 2N4)

Sunday, March 10, 2013

From The Kangaroo Land


グレートバリアリーフに浮かぶハートの形をした島に行ったという妹夫婦から
グリーンなお土産が届きました。
オーストラリアは訪れたこともなく、地理もあやふやなので、
ハミルトン島ってどこだろう…と
しばらくの間、地図帳とにらめっこ。


ポストカードはノース・クイーンズランドの
メナ・クリークというエリアにあるパロネラパーク。
建築は「遺跡風」であって本物の遺跡ではないそうだけれど、
なんだかとても神秘的。
広大な大地の自然に触れて、いろいろインスピレーションもらえたかな。