Wednesday, October 26, 2011

Yasaka Koshindo -八坂庚申堂


八坂の塔を過ぎてすぐのところにある、
カラフルなくくり猿が可愛い大黒山金剛寺庚申堂(通称八坂庚申堂)に立ち寄りました。
日本三庚申のひとつで、平安時代に開山したとのこと。 
庚申とはお猿さんの日のことで、
庚申とは干支の庚(かのえ)申(さる)の日。
その日の夜、人の体内にいる虫が、人が寝ている間に体から脱け出して、
天帝にその人間の行った悪行を告げに行くと信じられていたそうです。
天帝は、罰としてその人間の寿命を縮めてしまうため、
それを防ぐために庚申日の夜は寝ないで徹夜するという慣習があったとか。 
 このお寺にいる『青面金剛』はその虫を食べると考えられていたそうです。
日本の風習って面白い。
また難病祈祷や探している人や物を見つけてくれるという
鈎召祈祷(こうちょうきとう)でも有名みたいですよ。 


 ちょうど七五三の季節だったので、
きれいにお化粧した女の子たちが写真撮影をしていました。
 小さくて可愛いお寺なのでお散歩ルートに入れてみて下さい。 

八坂庚申堂
〒605-0828 京都市東山区金園町390 
拝観時間:9:00~17:00