Saturday, October 29, 2011

Small Teatime


先月両親の結婚記念日があったのだけれど、
28回目の記念日を母は忘れていたのです 笑。 
なのでその日の夜に、妹と小さなティータイムを用意しました。
 買ってきたバラは、シルクのような薄紫の花びら。 
お店の方に伺ったら、普段はあまり入って来ない色なのだそうです。 
母は昔から深紅の薔薇が一番好きなのですが、
たまには違った色が楽しいかもしれないと思って選んでみました。
父も母も喜んでくれて良かったです。

Friday, October 28, 2011

More Kyoto


3日目の朝はみんな揃って「本能寺」へのお参りを最初に、
お土産を買いつつ京都の街を歩きました。
朝は拝観者も少なく、ゆっくりお散歩ができて気持ちよかったです。
京都市役所を通り過ぎ、
御幸町通に入り御幸町教会の前を歩きました。
この赤レンガで造られた教会は、アメリカ人建築家であり日本でのキリスト教伝道者でもあったウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築で
1913年に建設されたのです。 
 小ぢんまりしていて、可愛い♪ 
 教会の前に立つのは石榴の木。ちょうど季節だったのか、
薄っすら色づいた実がたくさんなっていました。 
 教会の中も見れるのかな。ステンドグラス、素敵だろうなあ。 


3日目のお昼に入った「とり安」という親子丼専門店です。
私たちは一番最初のお客さんだったので6人カウンターに並べたけれど、どんどんお客さんが入ってくるのであっという間に満席になりました!
とても人気のあるお店のようです。  
 私はからあげ定食を頼み、他のみんなは親子丼。
 から揚げ、とっても美味しかった~。 
 親子丼はかなり半熟で、主人は生卵が食べられないので心配だったけれど
無事完食しました。
関西は親子丼て半熟なのかしら。

とり安
 〒604-0847 京都府京都市中京区烏丸通押小路角 
木・土・日・祝はお休みなので注意。

Golden Temple -金閣寺

映画村のあとは再び嵐電に乗り、今度は北野白梅町駅へ移動です。
そこからタクシーに乗って金閣寺へ向かっている途中、
大文字焼きの「大」の字のある如意ヶ岳がはっきり目の前に見えました。
一度ほんものの大文字焼き、見てみたいなあ。

金閣寺、正式名称鹿苑寺。
金閣寺には弟以外来たことがあり、
弟も来年には修学旅行で訪れるのでスルーしたかったけれど、
ザ・外国人の主人にはやっぱりこのお寺が一番印象的かもしれないと思い、
出かけることにしたのです。
でも行ってよかった。
ちょうど修学旅行生とかち合ってしまったけれど、
でもやっぱり水の上にそびえている金箔のお寺はインパクトがあり、
ボーッと魅入ってしまいました。

鹿苑寺の入り口にあった木の扉についていた紋?ハート型でした♥ 

拝観権の代わりにお札です。これを玄関に貼るといいそう。 


夏のお花には遅く、紅葉には早い季節だったけれど、
金閣寺の裏側にはたくさんの萩がさいていて、とっても可愛らしかったです。


金箔入りのお抹茶を頂けました。

 2度も火事で消失した金閣寺、
足利義持が前将軍の義満の遺言によって臨済宗の禅寺としたといいます。
極楽浄土を象徴するお寺なんだそう。

記憶に残っていたイメージは金閣のあの「金」というところばかり。
でも大人になってもう一度足を踏み入れてみると、
思っていた以上の緑にきちんと侘び寂びの庭園があり、
人が少なければゆっくりゆっくり歩いていたかったです。

 そうそう、京都滞在中、ここでおみくじを引きました。
弟と主人は大吉、私と妹は吉。
おみくじは英語のものもありました。親切♪

京都、修学旅行の定番だけれど(関東では)、
大人になってこそこの街のよさがわかるのですね。

Movie Village -東映太泰映画村

体験型が好きな弟と主人のために父が選んでくれたのですが、
女性陣もしっかり楽しんだ「太秦映画村」。
嵐電という紫色の電車に乗り込んで出発。
主人は初めての路面電車で
普通の細い道をも通るのですごく面白かったそうです。 


映画村、江戸東京博物館のように展示されているのだけれど、
実際TVドラマや映画でも使われている風景で、
私たち一般客も中に入ったり、写真を撮ったり出来るのです。
そのほかにも時代劇の舞台や、
どのように時代劇が作られているかなどの説明を聞けたり、
実際に撮影現場に出くわしたり。
この日もジャニーズJrの何とか君が出ているドラマの撮影していました
(私は聞いても誰だか知らないの・・・)
 吉原遊郭のセットでは人形の遊郭さんと写真を撮ったり、
主人は忍者屋敷に入ったり、手裏剣投げなどしたり、
ザ・白人の主人はとても喜んでいました。 
私はやっぱり昔の町並みを歩くのが楽しかったなあ。
寺田屋や日本橋、ろうそく屋さん、薬屋さん、銭形平次の家など。 
 ほかにもテーマ別展示や歌川広重の作品が見れる浮世絵展を見学できたり、
たっぷり遊べたので良かったです。 
 大人でも楽しめる映画村、忍者好きの外国人さんにもお勧め~。 

東映太泰映画村 
〒616-8586 京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10 

Thursday, October 27, 2011

Fave Shops in Kyoto

京都では自分にお土産をいっぱい買ったのですが、
とても素敵だったお店がたくさんあったので、記録として残しておきます。


まずは東山区の二寧坂にある香屋「二井三」。
京都には有名なお香屋さんがたくさんあるけれど、
ここは京都以外に支店がないので、京都らしいかなと思って入りました。
ここではお香と清水焼の香炉(スパイラル用)を買いました。
お香は趣味のひとつで勉強をしているので、
京都にはたくさんお店があっていいなあと思います。 
香道用の香木はたくさんありました。

〒605-0826 京都市東山区高台寺南門前通下河原東入る桝屋町351-4 

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中京区にある御幸町教会を過ぎて二条通を左に曲がると見える「柳桜園」。
京都に来る前からこのお店で抹茶を買おうと思っていました。
ここの抹茶は今でも石臼で挽いているのだそうで、どこか厳かな雰囲気です。 
朝一で行ったにもかかわらず、お茶を入れてくださって。 
 お茶のパッケージも可愛いし、お抹茶はとても美味しいです。


 柳桜園茶舗 
〒604-0000 京都府 京都市中京区二条通御幸町西入ル丁子屋町690

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二条を歩いて「堀九来堂」に立ち寄りました。 
和菓子作りの道具を売っていると聞いていたので、
落雁の型が欲しいなあと思っていたのだけれど、木の型はものすごーく高価!
知らなかったよ。 
でもいろんなお菓子道具が揃っていたので、
お菓子作りが好きな人は楽しい場所だと思います。
どらやきなどに押す焼印などもありました! 
ここはお店というよりは卸さんみたいなので、
2階の事務所の方に声をかけて中に入って下さいね。 
(商品は2階の事務所の奥です。)
窓からは京都らしい町並みが。
素敵だなあ。 

堀九来堂 
〒604-0821 京都府京都市中京区二条通堺町東入観音町90 

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 最後に、こちらは「辻和金網」さん。
昔から手編みの金網製品を作り続けているお店です。
実際お店の中で職人さんが網を編んでいる姿を見ることもできました。
1本1本編んでいく丁寧な仕事。
母が買っていたお豆腐すくいがとても素敵だったのですが、
カナダでは湯豆腐やお鍋をほとんど食べないので諦めて、
お花のレリーフのように見えるティーストレーナーを買いました。

〒604-0811 京都府京都市中京区堺町通夷川下る亀屋町175 

Nijō Castle -二条城


江戸幕府の始まりと終わりの場所「二条城」では、
有名な鴬張りの床も歩きました。
ほんとうにキュッキュッキュ、と音がしていました。
壁の絵や天井の装飾なども美しくて、ほっと溜息が漏れました。

大政奉還が行われた部屋も見学できましたが、
この部屋で将軍の時代が終わったんだなあと思うと、
なんだか言葉にはできない感傷的な気持ちになりました。

装飾なども技術的にもデザイン的にも素晴らしいのですが、
海外のお城に比べると、やっぱり全体的にはシンプル。
きらびやかだった時代でさえ
侘び寂びの考えが染み込んでいた国だからなんでしょうが、
そこがいいんです。
屋根ひとつとってみても、無駄がなくて美しい。
日本のお城ってほんとうに素敵ですねえ!