Tuesday, June 4, 2013

Captivated #2


今回の旅行ではじめて、パーラメント(州会議事堂)の内部も見学しました。 


お義母さんたちをパブに残し、主人とふたりでガイドツアーへ。
(週末はガイドツアーでのみ中を見学できるそうです。) 
 この州会議事堂はイギリスのヴィクトリア女王のダイアモンドジュビリーであった 
1897年に完成させられるよう、1893年から建設が始まったそうです。
 (実際に完成したのはもっと後。) 
建築者は当時25歳だったイギリス人のフランシス・ラッテンべリー。 
 ヴィクトリアのエンプレスホテルやバンクーバーのアートギャラリー、
 バンフのシャトー・レイク・ルイーズも彼の建築で、 
ロマネスク様式が特徴。うっとりしてしまうデザインが多いです。 
ただ、建築家としては名を轟かせたものの、私生活は一筋縄ではなかったようで 
彼のWikiのページを読んでいたら、びっくりしてしまいました。

彼は当時発展し始めていたBC州のビジネスをサポートするため、
 パーラメントの建設には出来るだけローカルの材料を使いました。
 木材はもちろん大理石やレンガもBC州から調達したそうです。 
 紋章などのカナダを象徴するモチーフが多かったですが、 
ステンドグラス、シンプルで素敵でした。
 外の光で窓枠や床に新たに映し出される色の影も、ものすごく美しかったです。 

 現在もこの州会議事堂は、BC州の立法議会(Legislative Assembly)の本家です。 


 夜は夜でおとぎの国の宮殿みたいに神秘的。