Tuesday, February 5, 2013

Peranakan Layers


数年前、インドネシア系のファミリーと知り合いになり、
lapis sagu (ラピス・サグ) というお菓子をご馳走になったことがありました。
お餅をもっと柔らかくしたような食感で、
よく「ういろう」に似ていると聞きます。
レシピを教えてもらう約束だったのですが、
彼らは急遽インドネシアに帰ることになってしまい、
私もラピス・サグの存在を忘れていました。


それが数ヶ月前にふと思い出し、いくつかレシピを探して作ってみました。
これがなかなか難しくて、記憶の通りに仕上がらず。
火の通りがイマイチなのか粉っぽいところと水っぽいところ、
できあがりがベトベトだったり・・・
でもくじけずトライしていたら、なんとか成功しましたo(^▽^)o

前回はレイヤーを6つにしたら、一枚が厚すぎて火の通りが遅かったので、
トラディショナルに9つレイヤーを重ねました。
緑のものは一見フードカラーのようですが、
実はパンダンという植物の色で東南アジアではよく使われています。
クセのあるココナッツミルクのような甘みが少しします。
カナダでも探していたのですが、
お友達とラングレーのベトナム系のお店を偶然発見したときに見つけました。

ラピス・サグはインドネシア発祥ですが、
プラナカン文化の残る地域では
シンガポールやマレーシア、中国本土でもポピュラーです。
東南アジアでは水色や明るいピンクなど見た目はすごいお菓子が多いけれど、
緑がパンダンのように、ピンクはローズ、
水色はバタフライ・ピーというお花で色付けされてるそうですよ。