Thursday, June 20, 2013

Puto (with rice flour)

ずっと以前に書いたフィリピンの「プト」。 
レシピをいろいろ探していたら、プトにもいくつか種類があることが分かりました。 
レシピによっては米粉だけ、または小麦粉だけのもの、 
ココナッツミルクのものや牛乳を使ったもの、いろいろです。
 大好きな「Goldilocks」のプトはココナッツミルクの入ったもので、
 お店の方はライスフラワー(米粉)と言っていましたが
 他にも別の粉を混ぜていると思います。 
フィリピンではチーズをのっけたり、
お肉料理と一緒に食べることが多いそうですが、
 私はちょっぴり甘いのが好き。 


この写真のプトは米粉だけで作ったもの。
 小麦粉のレシピほど膨らみませんが、 
私はモチモチの食感が大好きなので、すごく良い感じにできました。
 前回載せたラピス・サグは作るのが難しいので、
 モチモチ好きの方にはこちらのほうがおススメです♪ 
北米に住む日系人のあいだで浸透している米粉ケーキのレシピがあるのですが、 
このプト、実はそのレシピを元にしています。 
大きな違いは、プトは蒸して米粉ケーキは焼くことかな。 
米粉ケーキ(というかお餅ですが)はまわりにきな粉やココアパウダーをふるいます。 
プトも暖かいうちにきな粉やココナッツフレークなどをかけるといいかもしれない。 




 ○米粉のプトのレシピ○ 
12個用ミニマフィン型で約32個

 <準備>
16個分のミニマフィン型
マフィン型が入るスティーマー(蒸し器) 
ラピス・サグ同様、型がスティーマーに入るかどうかがいちばんの問題なのですが、 
アルミカップやプリンカップなどの大きなサイズで作ってもいいと思います。
私はアンカーホーキングの耐熱皿(長方形30cmx18cm)にミニマフィン型がちょうど入るので、 型をセットしたあと、隙間からお湯を注いで、オーブンの中で蒸し焼きにしています。 

 米粉 440ml
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 ひとつまみ
ココナッツミルク 440ml(私は8oz.のものを1缶)
砂糖 125ml
パンダンエッセンス 適量(オプショナル)
型に塗る油 適量

 〜〜〜 

・米粉、ベーキングパウダー、塩を一緒にふるっておく。
・ココナッツミルクを数回に分けて加え、その都度木のスプーンなどでよく混ぜる。
・砂糖を加えて更に良く混ぜる。
・2色に分ける場合は、別のボウルに半量を移し、パンダンエッセンスを2〜3滴加えて混ぜる。(パンダンエッセンスは食用カラーよりも薄付きです。)
・油を塗ったミニマフィン型に注ぎ、スティーマーで30分ほど蒸す。
または耐熱皿に型をはめ、隙間からお湯を流し入れる。 
お湯の入れ過ぎや火傷に注意しながら、アルミホイルをふんわり被せる(ただし空気に触れるとドライになるので、アルミホイルの周りはしっかりとお皿に密着しているように注意)。
190℃(350°F)で25分〜30分蒸し焼きにする。
・楊枝などで挿してみて記事がくっついてこなければ出来上がり。
・スプーンなどで丁寧に取り出し、冷ます。(熱々も美味しいよ。)
・空気に触れるとどんどんドライになるので、ラップなどをかけて冷まし、密封容器で保存。