Wednesday, August 31, 2011

French Toast For Sunday Morning


マーケットで買った赤すぐり。
酸っぱくて、どことなく大地の味がするような木の実。
緑色のも好きだけれど、赤い方はもっとキラキラしていて宝石みたい。 
 日曜日の午前中、久しぶりに主人とふたりでゆっくりブランチです。

冷凍しておいた食パンを使ってフレンチトーストを作りました。
 冷凍の食パンは解凍しなくても卵液にしっかり浸るし、
ふわっと美味しく焼き上がります。
マッシュルームとたっぷりチーズのオムレツも作ったのだけど、
後で考えたら卵ばっかりになっちゃた。

 ゆっくり起きて、ゆっくりごはんを作って、ゆっくり食べて、
それからちょっとだけ頑張って掃除機をかけたり、洗濯をしたりしてから、
お茶を淹れてお互いに読書したりする。
そんな日曜日がとても愛しい今日この頃です。

Monday, August 29, 2011

Hubby's Birthday Camp


ホテル・レイクに着いたのは遅かったので、
すでにキャンプファイヤーがはじまっていました。
眠るのを忘れて、ついつい夜中までボーッと火を見つめてしまいます。
パチパチと鳴る音、木がずれると小さな火の粉が夜空に舞い上がる様子、
見ているだけで落ち着きます。 
夜空を見上げたら、
今まで見たことのないくらい空一面にキラキラ星が輝いていて、
5年前にオンタリオの田舎でも一緒に星を見たねえと義母と話していました。
ミルキーウェイははっきり見えて、とてもきれいでした。 
そう、ギャラクシーという言葉がはじめてピンときたような気がしました。 
その星空を見つめながら、
ふとショパンの「告別」を思い出したら、
その音楽がそれからずっと頭の中をぐるぐる、
眠るまでずっとぐるぐる回っていました。

 朝は私たちが一番に起きたので、火をおこし、ゆっくりとコーヒーを淹れました。
でもみんなが起きるまで朝ごはんは作れないので、
コーヒーマグを持ったままゆっくりとお散歩しました。
 トムソーヤが出てきそうな場所を見つけたり、
鳥の鳴き声かと思ったら、それはリスが木を齧る音だと気付いたり。 
 1時間半ほどで戻ったらみんな起きていたので、
私と主人とでベーコン、卵、パンを9人分。
キャンプファイヤーだけでは間に合わず、ガスコンロも使って汗だくになったけれど、
自然の中でのごはんは最高です。 
 そのあと買い出しに Garden Lake に行き、そこの湖にも少しだけ立ち寄りました。
 そのあとは皆自由気ままに、ハイキングをする人もいれば、湖で泳ぐ人もいたり、
私のように水辺でひたすら読書をしたり。 
 主人はイトコとそのガールフレンドと一緒に、岩山を登りに行きました。
下2枚の写真は主人に頼んで写真を撮ってきてもらいました。
山の上から見る景色。

 2日目の夜は主人のおじさん夫婦も参上してくれ、
主人のお誕生日のお祝いをしました。
そして日が暮れる前に、私も主人とふたりで一緒に30分ほどのハイキングをして、
湖に沈む夕日を眺めました。
今年最初で最後の夏のキャンプ、
彼にとって、いいお誕生日になったかな?

 Hotel Lake 
Irvines Landings, Sunshine Coast, BC 

 ===

 
Chopin「告別」

Hydrangeas on Horseshoe Bay


ホーシューベイにはガクアジサイがたくさん咲いていました。

Thursday, August 25, 2011

Puppets and Salmon

おとぎの国へようこそ。どーん。


2週間も前のことですが、用事があったので主人とグランビルアイランドへ行きました。私ひとりのときは行かないけれど、
主人がグランビルアイランドに来ると絶対に行くパペットのお店があって、
この日もふたりで遊んできました。
毎回来るたびに欲しいな〜と言っているので、
こんど大きなパペットをプレゼントしようかなって思っています。

 ☆☆☆


この後、久しぶりに「Tea Lounge & Gallery SAWA」に行き、
 デザートにほうじ茶プリンを食べました。
そしてメインで食べたサーモン丼も美味しかったので
家でも作ってみたのでした。

Wednesday, August 24, 2011

Writing Letters


この前買ったマグでコーヒーを飲みました。
人差し指を持ち手に引っかけて、反対の掌で抱えて飲むようなマグ。
ところどころに藍色が混じり合った可愛らしい水色の焼き物は、
バンクーバーのアーティスト Meghann Hubert さんのものです。
彼女の作品はどれも素敵で、
お気に入りをひとつ選ぶのに凄く時間がかかってしまいました。
でもお家につれて帰ってきてコーヒーを淹れてみたら、いい感じ~。

出そう出そうと思っていてまだ出していなかった手紙が2つ。
子供の頃はいつだって簡単に手紙が書けたのに、
最近手紙を書くのが難しくなりました。
書けたはずの漢字が書けなくなってしまっているのも、
季節の挨拶や結文のヴァリエーションが減っているのも、
別に私が日本に暮らしていないこととは、大して関係ないのでしょう。
大学でも仕事でも、手書きのものはどんどん減って、
どんな書類でもキーボードを打ち、
手紙なんて書かなくてもメールが当たり前になった時代。
 メールってラクチンだよなあと思います。
文章の上下が多少見合ってなくても、
「まあ、これでいっか」と大胆に送信ボタンを押せる自分もある意味凄い。

でも私は手紙が好きです。
書くのは難しいけれど、一文字一文字頑張って書いた手紙は、
字がへたくそでも、癖があっても、すごくあたたかい。
私のことを思って書いてくれたんだなあと、嬉しくなるのです。
だから大した文章じゃないけれど、私の気持ちも届くといいな。

Tuesday, August 23, 2011

Calabria Bakery


パンやお菓子だけでなく、イタリアの食材も売っている
イタリア系のベーカリー「Calabria Bakery」でちいさなビスコッティを買いました。
ブラックカランツの入ったビスコッティ、美味しかったです♪ 
ミニサイズのビスコッティなら6〜7個で2ドルくらい。
お安いので、たまにはお店で買ってもいいな。

Sunday, August 21, 2011

Hagan

Image via Amber.

高校生の頃、OliveやGINZAの他にmen’s non-noという雑誌が好きでした。
non-noよりももっとヴィジュアルが洒落ていて、
特に「今月のガールフレンド」というところで
私の好きな女優さんが出ていたりすると嬉しかった。 
それから当時、素敵だなと思っていたモデルさんがいました。
Jun Hagenさん。
当時は好きなイメージや可愛いショットがあると、
それをちょこちょこ切り抜いてノートにはっていたのだけど、
よく見ると彼の写真の多いこと。 
そんな彼、今はモデルの仕事の他に、デザイナーとして活躍しているそうです。
2008年には彼の名字でもある「HAGAN」というメンズブランドを、
そして今年春からは「The River」という新ブランドを立ち上げました。
残念ながら私は着れないけれど、Huckleberry Finnのような彼、
どんどん新しいものを追いかけていて、すごいなあと思います。
 彼をメンズ・ノンノで見ていた頃からもう10年。
私は童顔だから今も年相応に見えなくて残念だけれど、
彼は大人っぽくなったなあ・・・って大人か 笑

 ===
Image via Amber.

「Amber」というサイトで「Hagan 2010 A/W」と「The River 2011-2012 A/W」のPVが観れます。
特に Haganのほう、かっこいいです。

Friday, August 19, 2011

Kafka’s & Après-midi Teahouse

God gives the nuts, but he does not crack them. 
Franz Kafka


ちょこっとどこかでお友達とお茶する機会が増えました。
 1年くらい前に出来てから、ずっと行きたいな〜と思っていたコーヒーショップ
もしかしたら村上春樹の「海辺のカフカ」かもなんて思ってみたけれど、
やっぱり由来はフランツ・カフカでした。
でもフランツ・カフカも好きだからいいの。

 モダンでヴィヴィットなインテリア。
ラテ、美味しかったです。
コーヒーには煩いというオーナーの気持ちが伝わってくるような、
ちょっとマニッシュなカフェでした。

===


それから、いつだったかもう覚えてないけれど、
ガスタウンのティーハウス「Après-midi」へ行きました。
フランス語で午後という意味のお店。
ベージュが素敵なあたたかみのあるティーセットで、
ハワイ風ブレンドを楽しみました。

Thursday, August 18, 2011

Le Paris et Alain Goudot


仕事がすべて片付いたら飲もうと取っておいた
ダマンフレールの「Le Paris」を開け、
去年パリで買った画集を、繰り返して眺めています。


「CARNET DE PARIS」というシリーズのひとつ。
私のはパリのガーデンをテーマとした
アラン・グードさんという方の絵なのですが、
とっても良くて、ページを捲る度に溜め息がこぼれるくらい。
17センチ四方と小さめで可愛いし、
絵と一緒にスケッチ場所の説明も簡単に書かれています。
店頭に2つ並べてあったうちのひとつを取ったのだけれど、
今思うと両方買っておけば良かったなあ。 
フランス語がまったく駄目なのだれど、長い説明文ではないので、
辞書を片手に読めるかな。 
 私も水彩をやっていたことがあるのですが、
公園や山などの自然のものは、書き易そうに見えて、実はとても難しい。
油やアクリルとは違い、一筆一筆一生懸命魂を込めないと、
あっという間に残念な結果になってしまうのです。
でも彼の絵は絵の具と水の塩梅がよくて、とても心地いい。

 画家のアランさん、グーグルで調べていたらこんな記事を発見。
読めないけれど、優しそうなお顔を拝見出来て嬉しかったです。

Image via Rostagne

パリ以外の場所を描いたものも沢山出しているようなので、
またいつかフランスを旅できたら、行った場所の画集を揃える、
なんていうのも素敵だな。

Wednesday, August 17, 2011

petite PORTO BELLO WEST

水色のコーヒーマグとキャラメルを買いました。


===


こっそり出没した期間限定の popup shops に行ってみました。
お店は2つに別れていて、
ひとつはファッション雑貨を扱うセクション。
手作りアクセサリーも素敵だったし、
elroy」のニットやワンピースも可愛かったです。

もうひとつのセクションは家具や雑貨が中心。
この日店番をしていたのは、 Caleb Beyersさんというデザイナーさんでした。
奥様と共に立ち上げたブランド「Caste」のオーナーでもあり、
モダンで素敵な家具やインテリア雑貨を売っています。
写真のカウチやチェアーも彼のデザイン。
カウチ、凄く素敵で私の好みにバッチリだったので
「お金があったら絶対買ってるわ」と、心意気だけは伝えておきました。
 シロクマも彼のデザインで、
すっごく可愛いけど大きいねえと言ったら、
「これは豪邸を持っているお金持ちの道楽ぐらいでしか買えないね」と言っていたので笑ってしまいました。
バンクーバーは個性的なデザイナーやアーティストさんが多い地域。
有名なブランドのものを買うのもいいけれど、
世界にひとつしかない手作りのものと出会う楽しみも大好きです。
 商品はたびたび入れ替えるそうなので、お気に入りに巡り会えるかもしれません。

でも、私がここに行きたかったのは、
来月オープンするチョコレート屋さんのチョコレートを食べてみたかったから。
でもこの日はとても日差しが強く、チョコレートがすぐに溶けてしまいそうだったので、
店員さんおすすめの塩キャラメルにしたのですが、
このキャラメル、1日1個ずつ大切に食べたくらい美味しかったのです。
そして、その店員さんの手作りのブラウニーまで頂いた食いしん坊は私。

 New shop around Main Sta. : Beta 5 is opening in September. 

Porto Bello Petite は今月の27日まで。
28日にはずっと規模の大きいPortoBello Westが開かれる予定。