「21 Jump Street」というジョニー・デップが初めて
主役として出演したTVドラマがあるのですが、
その撮影はバンクーバーで行われて、
その中でもガスタウンはよく使われたロケーションでした。
今でもそのときの撮影跡をガスタウンで見ることが出来るそうです。
最近はハイソな感じのガスタウン、お洒落な雰囲気になってきたけれど、
それでも一歩道を入ると危険な匂いが今でも漂っている地域。
そんな中、いつ見ても吹き出しそうになってしまうストリートの標識があります。
ギャッシー・ジャックの銅像のすぐそばで、
Water と E Cordova の間にある細い道があります。
「Trounce Alley」という道なのですが、もうひとつ名前があって、
それが「Blood Alley」というのです。
「血の路地裏」って。
や〜、ハリー・ポッターに出てきそうな名前~
実はこの通りに素敵なお店があるのだけれど、
やっぱりちょっと雰囲気が悪いのが伝わってくるし、色もダークだし・・・
夜はぜったいにひとりでは歩けません。
でも私、裏道が好きです。
ホームレスやドラッグアディクトの人も多いけれど、
そこが無性に人間臭く感じてしまったり。
建物も良い感じだし。
きれいに舗装された道を歩くのは気持ちがいいけれど、
こういう道も人が作ってきたんだなあと思うと面白いです。
色んな食べ物の匂いがタバコやお酒や血の匂いと混じり合ったような、
そんな東京の裏道も、結構好きだったなあと思い出しました。