Tuesday, May 31, 2011

One Woman

“Without each other, there ain’t nothing you know. 
There was a different viewpoint of what I tell about women 
and I can’t express it better than I said in the song. 
It’s for Yoko, but it’s to all women. 
For the other half of the sky.” 

 John Lennon 


 ストーレージを整理していたら、クリアファイルに入った一枚の記事を見つけました。
十年くらい前にある雑誌から切り取っておいた白黒のスナップ。
その中のふたりはカメラから目線を外し、どこか遠くを見つめていました。
(上の写真は別のもの。探したんだけれどオンラインで見つけられなくて・・・) 
そのグラビアはジョンレノンとオノ・ヨーコの2回目の「Bed-In」が行われた
モントリオールのホテルでの有名な写真。
ボロボロだけど、思い入れがあるので、
今度フレームに入れて飾ろうかななんて思っています。 


 オノ・ヨーコさん。
世界中を変えた女性のひとり。
ジョン・レノンの奥さんということで、今でも多くの酷評があるけれど、
私はとても素敵な女性だと思います。 
アーティストで平和主義者でアクティヴィスト、
80近くなっても自分をしっかり持っている人。
彼女が好き、と言って同感してくれる人はほとんどいないけれど、
こんなに自分の道をまっすぐに進んで行ける人、
心の底からカッコいいなあと思うし、とっても羨ましいです。 


 ジョン・レノンの音楽は昔から大好きだけれど、一番聴くのは「Woman」。
自分のことを主人にこんな風に思ってもらえていたらいいなあ。
本当は一番上に載せたクオートが入ったラジオ版を載せたかったのだけれど、
コードがなかったので、下のPVを代わりに。
ジョンとヨーコさんがセントラルパークを一緒に歩いている姿が何とも言えず、
切ない。

 

=== 

 “You may say I’m a dreamer, but I am not the only one.”

   

こちらは有名な「Imagine」。
ジョンが白いピアノをひいている間、
ヨーコさんがひとつひとつ窓を開けてゆくシーンがとてもきれいで、
最後にお互いの顔をただ見つめ合う姿がとても愛らしいです。 

ジョンが亡くなってからも、二人で見ていた夢を
今でも追いかけているヨーコさん。 
「ひとりで見る夢は夢でしかない。 しかし誰かと見る夢は現実だ」という彼女の言葉、
もの凄く力強くてぐっと来ます。
だって、夢は周りの力なしじゃ追いかけられないもん。

 髪が長くてくるくるだった頃、よくオノ・ヨーコごっこをして、
主人に笑われました。
今でもたまに大きなサングラスをかけて「ねーねー、ヨーコ・オノみたい?」と聞いて、
冗談でも、「うんうん、似てるね」などと言われるとやたら嬉しいです 笑。


様々な困難をくぐり抜けてきたヨーコさん 今もカッコいいです。

All images via johnlenon.com.

Saturday, May 28, 2011

Açai & Blueberry Chocolate Balls


ブラジルから帰ってきてからというもの、
アサイーにはちょっとうるさくなった私のために(?)、
主人がアサイーとブルーベリーのチョコレートがけを買ってきてくれました。
わーい、しかも「Brookside」のもの。
この会社、アボッツフォードにあるローカル会社で、
フェアトレードのチョコレートを使っています。
保存料もなし。 
去年のクリスマス頃に、ここのフルーツとナッツのチョコレートがけを食べて、
2人で大好きになってしまったのです。
今回はアサイーとブルーベリーだったけれど、
ザクロやクコの実もあって是非試してみたいところ。


それからこの食べかけのカシューナッツのミニタルト。
頂き物なのだけれどこれがとっても美味しくて、どこのものか聞いてみたら、
友人のそのまた友人の奥さんが別の友人と2人で作っているとのことでした。
店舗はないのだけれど、オーダー制で販売しているそうです。
先々週末の日本への義援金を募るバザーにも出店したそうで、
これからファーマーズマーケットなどで販売するそうです。

Rhododendrons at Deer Lake

「つつじを見に行きませんか?」という素敵なお誘いを頂き、
ディア・レイクへ行きました。
湖や、バーナビー・ヴィレッジ・ミュージアム、
カルチャー・センターなどが集まったエリアで、
今回歩いた所は、アート・ギャラリーの裏側のお庭。
シーボルト・センターのほうのお庭では
何度かピクニックをしたことがあったのだけれど、
こんな素敵なお庭があるなんて知りませんでした。


 初夏の小学校からの帰り道にずっと咲いていたツツジ。
小さい頃はその花の蜜を吸ったりして遊んでいたけれど、
あるとき近所のおじさんにツツジは毒性のものがあるから
蜜は飲んじゃダメだよと言われたっけ。 
 あとシャクナゲ。
ツツジとお花の姿は似ているけれど、葉っぱの形が違い、
また低木ではなく木になっていました。
 ほかにもブルーベルやわすれな草、タイツリ草など、いろんな草花が咲いていました。
タイツリソウは英語だと「血を流す心臓 Bleeding Heart」。あは。


この後、アート・ギャラリーの方へ行ってみました。
入場はドネーション。
ローカル・アーティストの作品を毎回紹介しているこのギャラリー、
昔のお屋敷をそのまま美術館にしているので、
窓のステンドグラスや暖炉の周りのタイルなど、装飾も素敵です。 
この日の展示は、バンクーバーの自然をリノカットという版画で表現している
アーノルド・シャイブスさんの「The Artwork of Arnold Shives」という展覧と、
アリスター・ベルさん Alistair Bellの「Portraits of the Wild」という、
動物をモチーフにしたデッサンの展覧の2つでした。 

 カラフルなツツジやシャクナゲに元気をもらって、
ふだん自分では行かない感じの作品も観覧できて、とても楽しい一日。
素敵な春のお散歩が出来ました。

 Deer Lake Park Central Burnaby, BC 
 Burnaby Art Gallery 
6344 Deer Lake Avenue Burnaby, B.C. V5G 2J3 

 ☆☆☆


そのあとはそのままメトロタウンに流れ、ちらし寿司を食べてから、
「Orange Corner」という台湾カフェに行き、抹茶ラテを飲みました。
私も友人もパール(黒タピオカ)が好きなのでそれも追加。
台湾風の飲み物ってとても甘いのだけれど、たまに飲みたくなります。

Taking Care of Jewelry


久しぶりにジュエリーのお手入れをすることにしました。
今まではアルコールをコットンに湿らせて軽く拭く程度にしていたけれど、
本当はもっときちんとしなくちゃいけないのかもしれないと思い、
ネットで調べたらやっぱり、ジュエリーは石によってお手入れ法が違うようです。
 なので、まずは自分がもっているものを見て、
必要な石のお手入れ方法をメモメモ。

 ☆ゴールド☆ 
お手入れが一番し易く、普段から使った後に柔らかい布で拭き、
傷をつけないようにすればいい。
お店に売っている専用クリーナーは、石がついているものには使えないので注意する。

 ☆シルバー☆
 シルバーは大気に触れるだけで硫化(くすみなど)を起こすので、
使った後は柔らかい布で必ず拭き、空気を遮断するように保管するといい。
例えば、ジッパーがついた小さなビニールの袋などに入れておくといいそう。
お手入れの仕方は、柔らかい布で常に拭くか、
汚れてしまったら専用のクリーナーで拭く。
変色している場合は、研磨剤をつけた布で拭く。

 ☆プラチナ☆ 
プラチナは酸、汗、アルカリに強いので、温泉につかってしまっても大丈夫とのこと。
お手入れは中性洗剤を溶かしたぬるま湯に少し浸し、
柔らかめの歯ブラシで軽く擦った後、水ですすぐ。 

☆パール☆ 
摩擦に気をつける。
パールは酸に弱いので、夏場など汗をかくときは使用を控えること。
水やお湯で洗わないようにし、パール専用のクロスで汚れを落とすか専門家へ。
またパールは有機物の生き物なので、化粧品、ヘアスプレー、
香水、紫外線、湿気に気をつけること。

 ☆琥珀、珊瑚、マラカイト、ラピスラズリ、ターコイズ☆
 マラカイトとターコイズ以外は水を含んだコットンなどで拭き取ることが出来るが、
熱湯はダメ。またセーム革やセルペットで乾拭き出来る。
ただしトルコ石は専門家へ。
私はターコイズを持っているのだけれど、自分ではお手入れが難しそう。
布で拭き拭きして終わり。


あとは簡単に。

☆ダイヤモンド☆ 
水洗い◯ お湯洗いx 中性洗剤◎ 除光液◯ 超音波洗浄機◎ 刷毛洗い◎ 

☆ガーネット☆
 水洗い◯ お湯洗いx 中性洗剤◎ 除光液◯ 超音波洗浄機△ 刷毛洗い◎ 

☆アメジスト(その他の水晶も同じ)☆ 
水洗い◯ お湯洗いx 中性洗剤◎ 除光液◯ 超音波洗浄機△ 刷毛洗い◎ 
アメジストはとても柔らかい石なので傷がつき易い。
そのため、他のジュエリーと一緒に保管しないこと。
特にダイヤは厳禁。 

☆アクアマリン☆ 
水洗い◯ お湯洗いx 中性洗剤◎ 除光液◯ 超音波洗浄機◯ 刷毛洗い◎ 

ダイヤがついたゴールドは、
中性洗剤(ハンドソープでもいい)を入れたぬるま湯で洗い、
歯ブラシなどで軽く磨いてもいいそうです。
シルヴァーもゴールドと同じように洗剤+ぬるま湯でいいけれど、
汚れがひどい場合は重曹のペーストで磨いてもいいみたい。 
なので、今回私は、ダイヤのついたゴールドの指輪、ガーネット、アクアマリン、
アメジストはすべて洗剤を入れたぬるま湯で洗い、
は重曹ペーストで磨いてみました。 
素人だけれど、これだけでもとっても奇麗になるのでおすすめです。 


主人からの初めての贈り物だったロケット。
彼曰く安物なので、すぐ黒ずんでしまいます。
でも、中の写真を取り出して重曹で磨いていたら、
とってもキレイになってびっくりです。 
でも一番大切なのは、どんなものでも、
使った後に柔らかい布で汚れを拭き取ることだそう。
ズボラな私には毎回は無理かもしれないけれど、
気付いたときにきちんとお手入れして、いつまでもいい状態で保管したいです。 

ところでライラック、
頂いてからもう数日たつけれどまだまだ元気で可愛いです♪

Friday, May 27, 2011

Tea at Urban Tea Merchant


5月も忙しかった。
でも来月はお友達と立てた計画がいっぱいです♪ 

昨日の夕方は、ある友人と「Urban Tea Merchant」でお茶しました。 
彼女、週末を利用してハワイに行ってきたとのこと。
ハワイのお話をいろいろ聞かせてもらいました。
私はハワイには行ったことがないのに、
ワイキキビーチを歩く自分の姿を頭に描いて妄想したりしていました。
そしてハワイで作られたボディローションをお土産に頂きました。
どんな香りなのかな。開けるのが楽しみです。
 そんな彼女、今度パリを旅するそうで、そんな話をしていたら、
私もパリに飛んで行きたくなりました。
去年の丁度5月に主人と行ったパリ。
寒かったけれど、楽しかったなあ。 

Thursday, May 26, 2011

Kusmi Tea with lilacs


友人から、お庭に咲いたというライラックのお裾分け。
ひとつひとつは小さい花なのに、香りはとても強くて甘い。
いい色。

 

 パリでいくつか買ってきた「Kusmi Tea」 ほとんど飲んでしまって、
あと2回くらいでおしまいです。
友人へのお土産に小さい缶をたくさん買いましたが、自分にもいくつか選びました。 
 もともとクズミティーはロシアンブレンドが有名で、
とくにアナスタシアは人気があるそうです。
私はアナスタシアよりもセント・ペテルブルグのほうが好きでしたが、
一番美味しかったのはカシミール・チャイ。
辛すぎないスパイスが、口の中で踊るようでした。 
 使い道なんてほとんどないのだけれど、缶が可愛くて捨てられません。
なにを入れよう〜。

Monday, May 23, 2011

Ibsen's Et Dukkehjem

ヘンリク・イプセンの「人形の家」という戯曲があります。
初めてその台本を読んだのは21歳のとき、英文学の授業ででした。
それまでは、家族の和気あいあいとした幸せが語られているものだと想像していたので、
フェミニズムを示唆する内容だと気付いたときはほんとうに驚きました。 

あらすじを簡単に書くと・・・弁護士である夫と3人の子供を持つノラは、
以前病気になった夫を助ける為に、署名を偽造し、
夫の部下から借金をしたことがあった。
その部下がクビになりそうになったとき、
ノラは夫に解雇しないよう頼むが断られてしまう。
ある日、夫の留守中にその部下がノラを訪ねて来、
彼女の犯罪をばらされたくなかったら、自分のクビを繋ぐよう脅してくる。
結果的に、夫にも自分のしたことがバレてしまうのだが、
そのときの夫の態度を見たノラは、
初めて彼が自分を人間としてみていないことに気付く。
そして彼女は自分の自立を決意する。

写真は1959年のTVドラマで、主演は「エデンの東」のジュリー・ハリスと
「サウンドオブミュージック」のクリストファー・プラマー。
ちなみにクリストファー・プラマーはカナダ人俳優。個人的に、とてもハンサムな人だと思います。 

 「現代劇の父」と呼ばれるイプセンのポートレートを見ると、
白髪白鬚がすごいことになっている気難しそうなおじいさんなのですが、
そんな彼の最高傑作と呼ばれるものが4つの写実主義現代劇です
(「社会の柱」「人形の家」「ゆうれい」「人民の敵」4れぞれ、1877、1879、1881、1882年)
これらの戯曲は当時タブーとされていた社会問題を暴露し、批評したもので、
「善=幸福」「悪=苦痛」という、
物語に道徳の詰まった結末を提示するヴィクトリア調の考えを否定した問題作でした。
つまり、ヨーロッパの社会、また男女の地位に対しての価値観に、
真っ向から疑問を投げつけたのです。

 この戯曲は、ノラが家も夫も子供もすべて捨てて、
家を出て行くシーンで終わるのですが、
 当時の授業で出た課題に、「『人形の家』にもし続きがあったらと過程して
その後のストーリーを書く」というものがありました。
そのレポートが今手元にはないのだけれど、どんな結末にしようかと考えた結果、
私はノラが大きな街へと出て、仕事やこれから住む場所を探す情景を書きました。
でもそれは彼女が思っていたほど簡単ではなかった。
例えば金銭的なことや、身元証明などにおいても、
現実的に当時のノルウェーでは、
女性が自立することは相当難しかっただろうと思ったからです。
そして最後に、街の広場のベンチで呆然としているノラの心情をこう書きました。

 “In that house, I somehow lost myself. 
And now, here I am having a bright future; I’m losing myself. Again.” 

自分がひとりでは何も出来ないと知ったノラの失望感。
同じ女性として、フィクションなのに何て冷たいんだろうと自分でも思うのだけれど、
ノラが飛び出した世界は、そういった冷たい現実だったと思うのです。 

イプセンの、特に「人形の家」は、
日本の新劇運動や中国の女性解放運動の発端になったそうですが、
世界で女性独立にこれほど影響及ぼした作品はないのではないでしょうか。
幸せだと思って「家庭、または女性はこうあるべきである」という
枠の中で生きていたノラを、イプセンは人形と呼んだのです。
つまり彼は女性を、意志の持てない、
または自分の意見を受け止めてもらえない儚い存在として描いたのです。 
私は男と女は平等ではないと思っています。
それは能力的なことだけではなくて、身体的なことをはじめ、様々なことにおいてです。
でもそれはどちらかが「劣る」という意味ではなくて、
男が女を縛り付けたりするような、
女性が意見を持てないような世界が、当然だと言っているわけでもありません。
ノラの時代の女性が持てなかった世界を、私も含め、現代の女性は手に入れました。
それは凄いことだと思うし、バリバリ働く女性を見て、本当にカッコいいと憧れます。 
女性が自立するのが非常識ではない世界。
(私が住んでいる場所では、という意味ですが)
束縛からの解放、自己表現、自由。
そういうものが実在する素晴らしい世界。

この現代がイプセンがノラに与えたかった世界だったのでしょうか。
今の世界こそが、イプセンが当時提示したかったものなのでしょうか。
彼は空の上から今の時代を見下ろして、
「そうそう」と頷いているのか、
「まだまだ」と目を閉じようとしているのか、
それとも「ちがう、ちがう」と首を横に振っているのか、私にはよく分からないのです。
 イプセンは、1906年の今日、78歳で他界しました。

Sunday, May 22, 2011

Green Tunnel


3か月ほど前は真っ白だった木のトンネルが、今は新緑でキラキラ。
山に住んでいると、その分植物の変化に敏感になるのですが、
私は冬から春になり、夏に向けて木々が初々しい緑に変わって行く様を見るのが
とても好きです。
そろそろ大好きな夏の香りが鼻をくすぐるかなあ。


今週は晴れていたのに、週末になって曇り空。
昨日も午後から小雨が降りだしました。
あんなに雨が嫌だったのに、少し晴れると、
少しぐらいの雨もいいなあと思う私は単純〜。
小雨は風流。
水滴が木の葉やコンクリートの上で反射するのが素敵だなと思います。
(でも雨ばっかりはイヤ!)


Saturday, May 21, 2011

Saturday Morning

外でのお仕事もなく、用事もなく、お家でゆっくりの朝。ルンルン。


 以前チョコレートショップで買えるチョコレートを
溶かして飲むホットチョコレートが苦手と言ったら、
ゴディヴァのものを紹介してもらいました。
もう去年のことなのだけれど、その頃丁度メトロポリスのモールを歩いていたら、
新しくゴディヴァが出来ていたので、早速ホットチョコレートを買ってみました。
ミルクとダークの2種類あるうちのダークをチョイス。
お家に帰って早速入れてみたたら、美味しかったのです!
変な甘さがなく、すごく飲み易い。
 なので、モカ好きな旦那さんの為に、このココアを使ってモカを作りました。
ずうずうしく、お店のより美味しい〜なんて。


いちごがあったので、スライスしてクラッカーにクリームチーズと一緒にのせました。
今日食べたクラッカーは、イギリスの「RYVITA」のゴマが入ったライ麦のもの。
そのまま食べるとドライだけれど、
イチゴやきゅうりなどの水っぽいものと一緒に食べるのにぴったりで、
素朴な穀物の味がおいしいです。

そんな今日のBGMはピアノ。 
もちろん女性のピアニストも素敵だけれど、
男性の大きな手が鍵盤の上を踊る様子がとても素敵だなあと思います。
最近は、ブラジルのピアニスト
アンドレ・メーマリ André Mehmariさんのピアノを聴いています。
この4月に日本でのツアーもあったそうで、ジャズ系がとても素敵。
 彼のサイトはこちら

   

さてと、朝ごはんが終わったら、今日はこれから数時間おうちでお仕事です。
800字の原稿書きが待っている〜

Friday, May 20, 2011

Sushi Oyama & Cockney Kings

お寿司が食べたーいと叫んだ私のために「Sushi Oyama」に行きました。
この日はお天気が良かったので、前回と同じく、外で食べることにしました。
大好きなサーモンといくら。
それから美味しいと聞いたクリームチーズとマンゴーのトロピカルロール、
そして何故かいつも頼んでしまうスパイシーツナを次々オーダー。


でもすべてのお寿司が届いてみたら、みんなオレンジでした (^^)。 
主人はエビの天ぷらにビーフ照り焼き。
ジュージュー言いながら登場した照り焼き、美味しそうでした。
 クリームチーズのロールは不味くはないけれど、特別美味しくもなかったかなあ。
やっぱり握りがいいです。 

この日主人は自転車を新しくしました。
なので、彼はそれに乗ってお家へ帰りました。
私はパン屋さんでパンを買ってからバスで帰りました。
バスが山に到着したら、何とバスから自転車を降ろしている主人の姿が。
とちゅうから急な登りになるのでバスに乗ったらしいけれど、
お互いに全然気付きませんでした〜。

 ☆☆☆


近所のフィッシュ&チップスのお店「Cockney Kings Fish & Chips」にもたまに行きます。
1965年からあるお店で常連客も多く、スタッフも気がいい人たちばかりだし、
汗だくになって揚げ物をしているお兄さんたちを見ながらテイクアウトできるのです。
月火水は食べ放題。フィッシュ&チップスで食べ放題だなんて、
食べる前から胸焼けしそうだけれど、
普通に2匹頼むよりお安いのでおすすめです〜。


いつもは2匹スタートなのだけれど、この日は3匹スタート。
揚げたて!
でも私は2本半食べてギブアップ。
隣に座ったおばあちゃんに負けました。
美味しいけれど、やっぱり2匹も食べると胃が・・・。
主人はちゃんとおかわりして、合計4匹完食です。
おみごと♪

Monday, May 16, 2011

Schbert and Salmonberry


ちりめんのような皺がついたピンクの花びら、サーモンベリーのお花です。
雪で枝が折れてしまっていたので、家にもって帰ってきて飾ってみようとしたら、
一輪挿しのものを何も持っていないことに気付き、
ちょっと考えた末、結婚祝いに友人から赤青のペアで頂いた
江戸切子のグラスに刺してみました。
この日は赤の切子です。


でも次の日はお天気になったので、気分を変えて青のグラスに変えました。
青いガラスにあたる光が、サンキャッチャーのようでキレイです。
 今日は切子グラスを出すついでに、今日は夏用のガラス食器を少し出してみました。
早く使いたいなあ。 

 ☆☆☆ 

今日の午前中は、シューベルトの歌曲を聴いていました。
歌曲にはまったく精通していないのでタイトルも分からないけれど
(CDのジャケットに書かれたタイトルがドイツ語で読めないです。)
NAXOSというカンパニーの
シューベルト歌曲シリーズ6番目「Poets of Sensibility 6」で、
テノール歌手はドイツ生まれのJon Kobowさんという方です。
柔らかい歌声で癒されます。
Kobowさんのものは見つからなかったけれど、こんな感じです。

Sunday, May 15, 2011

Literature: Alice Munro


海外に住んでいてもいなくても、
 物語の中に自分の身近な場所が登場すると嬉しいものです。
 最近好きでよく読む角田光代さんの作品には、私が暮らした町がときどき、
 ほんの一瞬現れることがあって、妙に楽しくなります。
またコートランド・ブライアンの「偉大なるデスリフ (村上春樹翻訳) 」では、
ローマに滞在している登場人物が歩く舞台が、
去年主人と訪れたところばかりで、 れまたやけに親近感が湧きました。

カナダに来る前は、カナダ文学といえば「赤毛のアン」だったけれど、
ここに住むようになっても「赤毛のアン」のまま。
大学で文学のクラスをとっても、
これといって心を動かされるものとは出会いませんでした。
でもある日、 
初めて読むのにとてつもない親近感を抱かせてくれる作品に出会ったのです。
それがアリス・マンローという女性の短編でした。

「日常」。
 これが彼女の描く世界。
カナダに移って結婚して、少しずつ、でも確実に、
この国が私にも染み付いてきた(はず)。
だから分かることもあるのだろうけれど、
ドラマティックなこともなく、特別なこともない。
でもすごーく理解出来る登場人物の気持ち。
主人公たちが自分の周りの誰かと似ていて、
 ついつい感情移入してしまいそうにもなるけれど、そんな感じもいいのです。
 面白い文学とはこういうものをいうのだろうな。

 I love the world of Alice Munro.  

Saturday, May 14, 2011

Robert’s Creek


ランディングの後は、
ギブソンとシーシェルの真ん中に位置するロバーツ・クリークに行きました。
アイランド出身のお義母さんによると、
このロバーツ・クリークには昔ヒッピーが住み着き、
ちょっと異色な感じのエリアだったそうです。
その趣が今でも残るロバーツ・クリークにある州立公園。
お義母さんがティーンエイジャーだった頃、よくパーティをしたところだそうです。
 波が一定のリズムで静かに行ったり来たり。 
いいお天気ですごく気持ちがよかった。
ゆっくりと、ピクニックなんかしたら楽しそうです。
 こんなに穏やかな海。
透き通っていて奇麗で、たくさんの命を生み出す海。
なのにこの海が人の命をも奪ってしまうと思うと、悲しくなりました。

 Robert’s Creek Provincial Park 
Robert’s Creek, Sunshine Coast, BC