Saturday, October 24, 2009

John Zorn「O’o 」


ジョン・ゾーンのあたらしいアルバムを見つけました。
レジのお兄さんに「好きなの?」と聞かれたので
「ジャケ買いなの」と答えると、ジョン・ゾーンについていろいろ教えてくれました。

ジョン・ゾーンは作曲家、サックス奏者、音楽プロデューサーなど
多くの肩書きを持つミュージシャンですが、
彼の音楽には境界線というものがなく、常に種々の違う音楽を扱っているため、
彼の作品をカテゴリー化するのはとても難しいのだそうです。
バイオレントでクレイジーなものも多く手がけたそうですが、
反対に彼の曲は抱きしめたくなるような一面もあり、
一言では言えないダイバースな世界そのものなんだそうです。
なんじゃそりゃ、と言いたくなるような説明でしたが
「このアルバムはすごくいいんだよ。
何かを抱きしめたくなる感じが曲の中に円満しているんだ」という独自の感想と、
全くの見ず知らずの私に対して言った
「君の好みの曲だから大丈夫」という言葉に安心して買いました(^^)
人を見る目があるんだなあ。
お兄さんの言った通り、とっても好きな曲調でした。
鳥の鳴き声の音色を題材として作曲された12曲は、
気付くと頭の中で静かに繰り返されているような優しいメロディが特徴。
ゾーンの昔の音楽を今から聴こうとは思わないけど、

素敵なミュージシャンを見つけました。
本でも何でも結構ジャケ買いが多いですが、あまりハズレたことがないので、
そういうところだけは勘がいい私なのかもしれません。
Album: O’o by John Zorn