Tuesday, April 30, 2013

Plant Sale


今年も晴れた! 
バンクーバーの人は植物好きさんが多いので、
 今は街中がお花で咲き乱れる幸せな時期。 
そんな中、毎年とても活気溢れるプラントセールへ。 
人ごみが苦手な私たちも、 この日はちょっぴり頑張ってお出かけです。

Sunday, April 28, 2013

Friday, April 26, 2013

A Cluster


仕事場からのおみやげ。 
4月もあと4日。

Wednesday, April 24, 2013

Blue Hydrangeas

我が家にはお庭もベランダもないので 地植えにもできないし、
太陽も当たらないからすぐ枯れてしまうと思うけれど…
 大きな紫陽花をもらいました。
友人へのブーケにも入れようとここから2本拝借したけれど 
まだ7つもお花をつけています。
あとひとつはまだグリーンの蕾。
咲くかしらん。


主人とまだ付き合いはじめた頃に、
 道ばたに咲いている紫陽花を指差して「あのお花はなんて言うの?」と聞いたら
「えーと、どこにでもある花」と答えたので、
この人は紫陽花の名前を知らないのかと愕然としたことがありました。
(後に私は彼がバラとドッグウッドとチューリップとユリくらいしか
お花の名前を知らないことに気付くのです(-_-)…)
そのとき「私はこのお花がいちばん好きなんだよ」って話したら、
 「こんなどこにでも咲いている花が好きなの?」とびっくりされました。
 好きなお花はいっぱいあるので、
ほんとうに紫陽花がいちばんのお気に入りなのかどうかは分からない。
 小さい頃のお気に入りはスウィートピーだったし、
スズランばかりに目が行く時期もあったし、トルコキキョウも・・・
でも紫陽花って身近で力強くって、見ていて勇気をもらえるような気がして、
やっぱり大好きなのです。
去年は6月のはじめに真っ青な露草色の紫陽花を飾ったけれど、
今年はまだ春の始まったばかりの今、淡いブルーとパープルを楽しんでいます。

The Ocean of Green


天気がよすぎるからと、
仕事帰りの主人とバーナビーレイクの東側を歩きました。
 新しくはえてきたツルツルの葉の群生や、
背の高い雑草に囲まれた湿地を見つけて、
 まるで緑の海みたいだねと言いながら。 
写真の地面は芝生ではなくて苔なのです。 
日向ぼっこ、気持ちよかった。

Monday, April 22, 2013

Childhood Friend


幼なじみのひとりと、15年近く連絡を取っていなかった主人。
それが4年前に偶然町でバッタリ出会い、
ちょうど彼のほうも私たちのほうも結婚式を控えていて、
さらに彼のお相手も日本人だったことで、
とても面白い再会になったのでした。
それから数年、お互い忙しくなかなか連絡を取れなかったのですが、
最近引っ越されたお宅へご招待して頂いたので、
日曜日にお邪魔してきました。
奥様とお会いするのは彼らの結婚式以来。
そのときはまだ生まれていなかったかわいい息子さんといっしょに
家族3人、とても楽しそうでした。



昔では考えられないような話題(健康とか不動産とか)で盛り上がって
お互いにびっくりしたり、
久しぶりだけど、いろいろ話せて嬉しかったみたいです。
私も彼らの昔話を聞いたり、奥様とおしゃべりしたり、

息子くんとトーマスで遊んだり、
楽しい時間を過ごすことができました。

そのときに持って行ったパステルカラーのブーケ。
春を意識して作ったのですが、
たまにはこういった色合わせも新鮮でかわいいかな♪

Saturday, April 20, 2013

A Saturday Drive


春になると毎年出かけたくなるFort Langleyまでドライブに。 
ファームがどんどん色付いてきて、新緑が目にしみて。
 田舎道でのドライブがものすごく気持ちよかったです。 


久しぶりのフォート・ラングレーだったので
そのまま夕ごはんを食べてきたかったけれど、
 途中で雨が降ってきてしまったので、おうちに帰ってからごはんにしました。
 デザートにはベーカリーで買ったきたキャラメル・ジンジャーのケーキと 
すごい色の紫陽花のカップケーキ。 
甘さもすごかったのです(^^) 
でも実はこの日、
別の場所でちょうど紫陽花をプレゼントしてくれたところだったので 
ぴったりの演出になりました。


夜空はサファイヤブルー。

Tuesday, April 16, 2013

Ikebana Spring Show


前回の生け花のレッスンのときにチケットを頂いたので 
生け花のSpring Showに行ってみました。 
 ふう、素敵。 
生け花、きちんと習おうかなあ。 


 流派関係なくランダムに写真を載せましたが、
バンクーバーでは池坊、草月、山月、小原、そして華道すみの
5つの流派が活動しているそうです。
この日も作品は流派に別れて展示され、デモンストレーションも行われていました。 Spring Showということで、春の植物が目立ちました。
 偏見ではないのだけれど、
 私はどうも華道に西洋やトロピカルの植物を使うことに抵抗があるのですが、
この日はいろいろとインスピレーションをもらえて楽しかったです。
 見ていて、カラフルなものやダイナミックな作品よりも、
 飾り気のないもののほうが自分の好みなのかな、と感じました。 
生け花はお花や花器に焦点を当てて見たり、作品全体を眺めるのがふつう。
これももちろん楽しいのだけれど、私は作品の影を見るのがとても好きです。
 以前日本橋で行われた草月さんの発表会で気付いたことなのですが、
壁や台に映し出される影が、作品そのものと同じ雰囲気とは限らない。
影を楽しむのも乙なもの。
(今回の写真には影が映っていないのですが・・・)


 桜は散っているところもちらほらですが、
コブシや木蓮をはじめ、様々な木のお花が目を楽しませてくれるいい季節ですね♪

Saturday, April 13, 2013

Every Rose Has Its Thorn

「本当にバラは棘まで美しいですね」 
「本当に、人間の欠点も美しい時がありますわね。私、そんなことをふと考えたのです」
 「バラには棘が必要なのですよ。あなたにだって棘は必要ですが」 
「私に棘がありまして」
 「なさすぎるのです」 
「私に棘がないのですって」 
「あります。あります。ありすぎます」

 武者小路実篤「棘まで美し」より抜粋 (新潮文庫P.157)


読みかけだった残りの半分をお風呂に入りながら読んでいたら、
 最後の最後で切なくて涙が出てしまいました。 
そして、この本を十代の時に読んでいなくてよかったな、と思いました。
 読んでいると先が読めてしまうプロットで、
たぶんどこにでもありそうな3角関係を描いた 武者小路実篤の「友情」。 
小説は読んでいるとどうしても主人公に感情移入してしまうので、 
お話の全体像を主観的に見る傾向があります。 
だから読み終えたばかりのときは、主人公が可哀想で。 
でもよく考えてみると、主人公のひとりよがりや、親友の気持ちが思い出されて。 
私は好きな人を友人と取り合った経験はないけれど、
 実際自分が主人公だったら、親友だったら、
ヒロインの立場だったら…と想像してみたら、 
その3人はそれぞれに強い人なのだなぁと気付きました。 
でもきっと十代の頃だったら、主人公が可哀想だな〜と思っただけで、 
それ以上に考えることはできなかったんじゃないかな。 
 「友情」では、人が恋するときに落ちやすい「思い込みと相手の美化」、 
そして、親友と愛する女性のどちらを取るかに悩む人間の心情が 
とても上手に描かれていると思います。 


武者小路実篤の作品をはじめて読んだのは2年前と最近で、
「棘まで美し」という作品でした。

「棘より美し」は「友情」とプロットが似ていますが、
決定的に違うのは主人公とヒロインの未来です。
どう表現していいか分からないけれど、
気付いたら、フワフワのブランケットに包まれていた、みたいな感覚。
読み終えて、素直にいいなぁと思いました。


"友達と話しして、 
話しがはずんで来て、 
二人の心が、 
ぴったり、ぴったり、あって、 
自づと涙ぐむとき、 
人は何者かにふれるのだ、
 何者かに。" 

 武者小路実篤「友達の喜び」


 志賀直哉や岸田劉生らと親交が深かったという武者小路実篤。 
「友達の喜び」はそんな彼が、友情について綴った詩のひとつです。
 調布にある武者小路実篤の資料館のホームページにこの詩が載っていました。 
無料でダウンロードできる資料もたくさんあります。 
他にも友達への思いを綴った詩が載っていて、それらを読んでいると、
 作者が「友情」でいいたかったことの意味がよくわかる気がします。
 言葉遣いが美しくて、素朴感のある、でもどこか抽象的な描写のもの。 
そんなお話が好きです。 
それを求めると古典文学が多くなるのですが、
とくに昭和前期の文学には 教えられるこのがすごく多くて、
この時代にの作品にもっと触れたいなぁと思うのです。
 次は是非「愛と死」を読んでみたい。 

 〜〜〜 

白檀(佐曾羅)を炷きました。 
精油のサンダルウッド(白檀)とはまったく異なる香りですが、 
力強さが秘められたラブストーリーのような趣です。


二井三「白檀 刻」

Moondust

去年の初冬に妹の結婚式がありました。 
そのときにブーケを作らせてもらったので、
記録として載せておきたいと思っていたのですが、
 バタバタ忙しくてひとつひとつ写真を撮っていられませんでした。 
なので現在私の手元には4つ作った中のひとつしか写真がないのですが、
 忘れる前にアップしておこうと思います。


妹のお色直し用のブーケ。 
メインはムーンダストという名前の2色のカーネーション。 
お花屋さんで見つけたときに、即決しました。 
花言葉は結婚する妹たちにぴったりな「永遠の幸せ」。 
4色の中から、いちばん濃いベルベットブルーと、ライラックブルーを選びました。
 妹は名前に「紫」という字がつくので、お色直しのドレスはもちろん紫。 
でも濃いブルーがかった紫だったので、ドレスに映えるような配色にしたつもりです。
 妹と話しながら束ねていたのですが、 
好みってやっぱり人それぞれなんだな~と実感したブーケ作りでした。


薄い紫のリボンの上からお花模様のチロリアンテープを巻いて可愛らしく。
 メインのブーケは白いバラひとつを中心に、 
ストロベリーミルフィーユという美味しそうな名前のスプレーローズや 
白のストックをたくさん使った落ち着いた色合いにしました。
 2次会のドレスはエメラルドグリーンだったので、 
ライトグリーンと白のトルコキキョウをメインに。 
ブトニエもなんとかうまくいったし、 
もっと時間に余裕があったら良かったなと思ったけれど、
私の中では満足。 どこまで妹夫婦が望む形に近づけたかはわかりませんが、 
妹は写真のブーケをいちばん気に入ってくれました。 
ちなみに私はメインのブーケがいちばん好きでした♪


式の最後に妹が 「ママの作ってくれたドレスを着て 
お姉ちゃんの作ってくれたブーケを持って 
結婚することができる私は幸せです」 と言ってくれたこと、
とってもとっても嬉しかったです。

Friday, April 12, 2013

Rainy Friday Snowy Friday

知り合いの方が出版された本を読み終えました。 
その中で出てきた「雨を味わう」という表現が素敵だな〜と窓の外を見たら、 
じんわり霧に包まれてぼんやり写るグリーンがなかなかよくって、 
こういう姿は軽く降る雨の日にしか見られないよなあと思いました。
 雨の多いこの街も悪くない、とポジティブに。


ランチを食べながらそれにしても寒いとふるえていたら、 雨が霙に変わり、 
(写真には写っていないけれど)午後には霙が雪になりました。 
積らないとはわかっていたけれど、 
主人に「雪降ってるよ〜」と仕事の邪魔になる電話を入れました。
 山の下は雨。


親戚のお姉さんから届いた手紙には、
 お姉さんとご主人が年末に行ったというマチュピチュの写真が同封されていました。
 マチュピチュは以前からずっと行きたいね〜と話している場所なので、
写真を見ながらいろいろと想像しています。 
あのとんがった山に登りたい・・・無理かな。

Wednesday, April 10, 2013

Piano Concerto No.2

先月かな、ブラームスのピアノ協奏曲第2番ばかりを聴いていた週があって、 
たまたまVSOのスケジュールに同じ曲があったので、楽しみにしていました。 
ピアノコンチェルトの中でも難しい曲のひとつ。 
このピアノ協奏曲は第一楽章がとくに好きなのですが、 
なぜかいつもスターウォーズのシーンが浮かんできて宇宙を想像してしまいます。 
変な感想でごめんなさい~。スターウォーズとはぜんぜん関係ないんです(>_<) 


グリッサンドが柔らかくて素敵だったピアニストはカナダ人の青年 (まだ21歳!)。
 シンフォニーを聴いていても、ブラームスはやっぱりすごく難しそうでした。 
コンマスとのアンコールでは一気に緊張が溶けたかのように笑顔が広がり、
 思いっきり演奏していたのが印象的でした。 
それから、今回ゲストで来られた広州フィルのDaYu Lin (林大叶)さんの 
「小ロシア」の指揮がとても良かったです。 
チャイコフスキーはあんまり得意ではないのでちゃんと音に入れるか心配だったけれど、 彼の指揮を見ていたらあっという間で、
 最終楽章ではもっとずっと続いてほしいなぁと思いながら聴いていました。 

 おやつにプチシュークリームを焼きました。 
今もまた、大好きなアラウの弾くピアノ協奏曲を聴いています。

Symphony Program: Vancouver Symphony Orchestra
DaYa Lin (Conductor), Avan Yu (Pianist)

 ・MENDELSSOHN Ruy Blas Overture, Op.95
 ・BRAHMS Piano Concerto No.2 in B-flat Major, Op. 83
 ・TCHAIKOVSKY Symphony No.2 in C Minor, Op.17, Little Russian

Saturday, April 6, 2013

April Wind


チーズとたっぷりのハーブを混ぜたふわふわのローフを作りました。 
主人のサンドウィッチ用と週末のランチ用に2つ。 
パンの表面の色付きがまだらなのは、油を均等に塗らなかったからです
 (これは性格の問題)。 
天然酵母じゃなくてイーストを使うので、 
午後に夕ご飯用のパンが必要だと気づいたときにも簡単。
 最近天然酵母がちっともうまくいかないので、酵母拒否中。


ところで、この前ネットでニュースを見ていたら 
ジブリの次回作はなんと堀辰雄の「風立ちぬ」なのですね! 
わ~楽しみ!見たいなぁ。 
でも内容は小説通りではなくて、 
堀越二郎さんという零戦で有名な航空技術者の方のお話をメインにしていたり、 
堀辰雄の長編「菜穂子」の名前が使われていたり、 
いろいろ盛り込んであるみたいです。
 堀辰雄の原作はむかし読んだだけだけれど、 
思い出すのは軽井沢の白樺やラヴェンダー、 サナトリウムの白さ、
そして雪の夜のように静かなヒロイン。 
なんていうか、四季が移り変わりの描写が、 
恋人たちの灯を少しずつ消していく儚さでいっぱいだったような気がします。 
リルケという詩人を知ったのもこの小説でした。 
「鎮魂歌」、まだ読んでないなぁ。 
さっきWikiを読んでいたら、 
ポール・ヴァレリーの詩「海辺の墓地」の一節を作者が翻訳したのが、 
「風立ちぬ、いざ生きめやも」 という言葉だったと知りました。
 フランス語だと“Le vent se lève, il faut tenter de vivre” 
 いつかヴァレリーの作品も読めるかな。 


Thursday, April 4, 2013

Polish Sausages for Supper

いちばん最近に食べたヨーロッパ風のウィンナーソーセージは、 
横浜のデンマーク料理のスカンディアでだったから、5ヶ月前。 
今年に入って、
ずーっと美味しいウィンナーが食べたい・・・と呟き続けていた私のために 
主人が(北米の)ブレックファースト用のソーセージを作ってくれました。 

でも、うーん・・・ごめん、これじゃないの・・・ 
私が食べたいのはしょっぱくなくて、
パキンッと音を立てて割れる美味しいウィンナーなの!

 そんな話をしていたら、この友人がポーランド系のデリに連れて行ってくれました。
 お店に入った瞬間、ウィンナーを茹でるいい匂い。 
フランクフルトと迷って、ポーランドのロングウィンナーを買いました。


わーい。しょっぱくなくて美味しい♪


カリフラワーが安かったので、
 塩こしょうしたレモン汁に漬けたカリフラワーに軽く小麦粉を振って揚げてみました。
 ここで食べたフライの真似っこ。
 満足です(^^)

Tuesday, April 2, 2013

Spring Pink and Swans


素晴らしいお天気に恵まれたイースターウィークエンド。
 シワシワの花びらのサーモンベリー、中咲きの桜や木蓮のピンク。 
真っ青な空になんて映えるの! 
吸い込まれそうな・・・というのは、こういう空をいうのかな。 
絵の具でなんて出せないトランスルーセントな青。


日曜日はスタンレーパークをぐるっと一周する感じで4時間ほど歩きました。
 バンクーバーを象徴する公園ですが、
ほんとうに広くて いつ行っても新しい小径や風景を発見します。
 森林の中を歩いていると、黄緑色の新芽がぐんぐん伸びていて、
 それが木々の間からこぼれる光に反射して、とてもきれい。
 どんどん海辺も活気づいていく季節。


 上を見上げると木の上にブルーヘーロン(青サギ)の巣がたくさんあって、すごい光景。


そして白鳥! 意外にも、泳ぐのが速いのですよ。 
身体がぽわーんと写っているのですが、白鳥の白に光が反射してしまって、
 こんな風になってしまうのです。
 でもぽわ〜んと写るのがなんだか逆に神秘的。