ランチを食べた後は、友人のひとりはお仕事に戻り、
残った2人でグランビルをぶらぶらすることにしました。
実は私、ある個展に行きたいな〜と思っていたので、
お友達に頼んで一緒について来てもらいました。
グランビルとブロードウェイのあたりには、
銀座にあるような小さな画廊がたくさんあって、とても好きなのです。
何年も前にトロントへ行ったとき。
ひとりだったので街をさまよい歩いていたら、
ある倉庫街に行き着きました(Distilleryという場所です)。
今は横浜のレンガ倉庫のようにキレイになっているみたいですが、
当時は寂れていて、お店もほとんどなく、
ピューっと北風がふいていそうな佇まいでした(冬だったからかな)。
そんな中を歩いていると、目の前に飛び込んできた大きな大きな絵。
白いキャンバスに赤と青と黒のペイントで、
様々な言葉がいろんな方向に書かれた絵でした。
いろんな単語の真ん中に大きく書かれていたのは、「Love」。
インパクトがあって、ポジティブで、
18歳だった私にはちょっとした衝撃的な作品でした。
その画家の名前はグラーム・ギルモア Graham Gillmoreさん。
私が今回観たかったのは「Monte Clark Gallery」で
今月の23日まで開催されている彼の個展「WILLING TO LEARN」でした。
もう10年近く経っているので作風は少し変わっていましたが、
それでもなかなか面白い作品ばかり。
特に石工を土台にした作品は、どこか斬新で面白かったです。
ご本人には会えませんでしたが、行ってよかったなあ。
せっかくなので、他にも画廊を覗いてみました。
以前も訪れた「Equinox Gallery」では、
Takao Tanabe さんという日系カナダ人の方の作品をみました。
ここブリティッシュ・コロンビアの景色をモチーフにされたアクリル画。
最初パッと見たときは写真だと思っていたのに、
近づいてみたらペイントだったので、びっくりしました。
他にも雑貨屋さんをたくさん覗いて、
冷やかしで入ったポッタリー・バーンなどでカタログだけはしっかりもらって(笑)、
コーヒーを飲んでから帰ってきました。
久しぶりにお友達との時間。