日曜日、行きつけのフラワー・スタジオで生け花の講習を受けました。
このスタジオからは、ただ単にお花や植物を覗きにいくときも、
講習でも、 行くたびにいろいろなインスピレーションをもらえます。
葉っぱをさわったり、香りをチェックしたり、いつもちょろちょろしている私にも、
オーナーは作業をしながらも おしゃべりにつきあってくれたり、
お茶をご馳走してくれたり、
植物のそのものの姿を上手く引き出したブーケを作ってくれたりするのです。
ほんの少しの時間でも、そこにいると幸せになれるのです。
普段の講習はそんなオーナーさんが教えてくれるのですが、
今回は草月流のJ先生でした。
ふんわり ハグしてもらっているみたいに温かい講習。
ビギナーの中のビギナーなので流派は関係ないのですが、
一昨年に日本橋に見に行ったのも草月さんのお披露目会だったので、
先生との会話も弾んで楽しいひとときでした。
やっぱり自分で勝手気ままに活けるのとは違って難しかったけれど、
練習だと割り切って、いろいろ刺しました。
ひとつめは大きな花器を使う練習。
私はいつも剣山が見えないような深鉢などに活けるのですが、
今回オーナーさんに貸してもらった花器は平たいもの。
なので剣山を隠すのが一苦労…
花が開ききっている黄色のチューリップはわざと広げています。
何もせずにバンッと水につけるのがほとんどのチューリップ。
茎が弱く、花が垂れやすいので、
個人的に、チューリップをブーケやアレンジに使うのは苦手です。
でもかわいい(^ ^)
おうちに戻って深めの器に活けかえるつもりだったので
写真ではおもいっきり剣山が見えていますが、
こちらはもっとコンパクトなアレンジです。
エリマキトカゲのようなアネモネがおもしろい♪
ポーズをとるよりも、あまりなにも考えずに飾るお花のほうが好きです。
形をつくるとなると、ルールなどもあっていろんなことを考えなければならない。
でもブーケやコサージュをはじめ、アレンジメントを自分でするようになってから、
生け花にも興味を持つようになりました。
いけばな 生きている花。
他の参加者の方たちとお花に触れながら
日本人の自然への尊敬の念というものを改めて感じることができました。
日本が大切に育んできた文化が海外で受け入れられ、
それを他の文化で育った方に教えてもらえるのってすごいこと。
生け花は少しの花材で楽しめるので、
これからもどんどん生活に取り入れていきたいです。