Tuesday, November 29, 2011

Sogetsu -草月流いけばな展


叔母と日本橋で開かれた華道展へ行きました。
叔母は普段から着物を着ている人なので、今回は私も着物を着てのお出かけ。
色はちょっと春っぽいのだけれど、もみじと菊の花も描かれているので、
秋の今でも着ることができる小紋で。
藍の帯にはピンクが入っているので、着物との相性もいいねと母に選んでもらいました。
赤い帯締がアクセント、かな。

 草月流4代目家元の勅使河原茜さんとそのお弟子さんたちの作品展で、
今年で家元継承10周年という重要な年だそう。
私は草月流を観るのが初めてだったので、
正直そのダイナミックさとモダンさに驚いてしまいました。 
「いつでも、どこでも、だれにでも」というコンセプトを持つ流派だということで、
使用されている植物もアロエやパセリ、
バナナやフォックスフェイスと面白い物が多く、
造花やペイントされている木々を使ったりと、
私のいけばなに対する概念が大きく変わりました。
いけばなというよりもアートだなあ。


今回見ていた思ったのは、いけばなは活けてある姿を眺めるのもいいけれど、
バックグラウンドに映る影を見るのも素敵なんだなあということ。
勉強になりました。