Monday, June 7, 2010

4th Arrondissement: Cathédrale Notre-Dam


サント・シャペルのあとは「我らが貴婦人」という意味の
ノートルダム寺院へ向かいました。
 正面からはウサギの耳のように見える大聖堂で
パリのゴシック建築を代表する建物ですが、
裏から見ると正面とはまったく異なる形をしているんだそう。
ローマ・カトリック教会の大聖堂で、
ルーブル美術館で観たダヴィッドの「ナポレオン1世の戴冠式」も
このノートルダム大聖堂で行われたのだそうです。
1991年には世界遺産に。

 院内を歩きながら、「ノートルダムの鐘」のストーリーを思い出していました。 
カジモトとエスメラルダ。
ロミオとジュリエット同様、とことん不毛なユーゴらしいお話ですが...

たくさんのステンドグラスに囲まれ、まるで夢の世界。
ここが宗教の場ということが、信じられません。

サント・シャペルの奥にはコンシェルジュリ Palais de la Cité Conciergerieがあります。
マリー・アントワネットが投獄されていた場所ですが、牢獄なのに美しい建築!
歴史ってとても切ないものですね。 


ステンドグラスを堪能したあとは、セーヌ河へ。

これはコンコルド橋から見たセーヌ河岸の景色です。 
セーヌ河岸も世界遺産のひとつであり、
サント・シャペルやノートルダム、
そして河にかかる橋もすべてその中に含まれているそう。
すごいなあ。 


ベンチも沢山あるので、水を見ながら一休みしました。 
セーヌ河にかかる橋で、時の流れを見つめる人々がたくさんいました。
仕事の合間や疲れたときにこの河を見つめて、
パリの人々は一瞬でも勇気づけられてきたのかな。 
天気が冴えなかったのがちょっぴり残念だけれど、とても景色がよかったです。



アルコール橋を渡ると見えてくるのが、パリの市庁舎(Hôtel de Ville)です。
フランス国旗の色合いもいいせいか、すごくカッコいい。
ほんと、どこに行ってもゴシック建築が見られてしまうのがパリなんですね。 
市庁舎の前にも可愛い回転木馬があり、
子供たちがくるくると回りながらお母さんたちに手を振っていました。 
回転木馬ってなんだかパリって感じがしますね。