フニコラーレを降りバスに乗って旧市街の上部に到着すると、
真っ先に飛び込んできたのは ドゥオーモ・オルヴィエート。
ドゥオーモとはイタリア語で大聖堂のこと。
とても大きく圧巻です。
このドゥオーモはイタリア国内でも3つの指に入るほど美しいことで有名で、
シエーナ派のロレンツォ・マイターニによる聖堂のファサードでは
天地創造から最後の審判までを絵で追うことが出来ます。
壁はトラバーチン(travertine)と呼ばれる石灰質が固まってできた白色と、
玄武岩の緑黒色で縞模様になっていました。
天井にはフラ・アンジェリコとベノッツォ・ゴッツォリの最後の共同制作のフラスコ画。後にルカ・シニョレッリによって「最後の審判」を題材とした壁画が付け加えられたそうですが、ゴールドたくさん、カラフルです!
それからスカルザのピエタ像もありました。
十字架からおろされたキリストを抱えるマリア様の像です。
ピエタとは「慈悲・哀れみ」。
殺された息子を腕に抱いたときのマリア様の気持ちを想像することはできませんが、
とても美しい彫刻です。
そしてここにもうひとつスカルザの作品があるのですが、
それはイタリアでいちばん大きいというパイプオルガンです。
5500本ものパイプ!すごい!
Duomo Orvieto.
Such a treasure!