大通りから一本中に入ると、また違った雰囲気のパリに会えました。
あるときたまたま通ったクレール通りは、
お肉屋さん、八百屋さん、魚屋さんなどの専門店が並び、とても楽しかったです。
観光客にも人気の通りだそうですが、地元の方もたくさんいて賑わっていました。
あのジュリア・チャイルドのお気に入りだったという通りだそうですよ。
みんな楽しそうに買い物をしていて、
私たちも次から次についお店を覗いてしまいました。
この日は夕方から夜行列車に乗ってイタリアへ行く予定だったので、
社内で食べる夕ご飯にパンやチーズを買いました。
カナダと比べると、フランスはチーズの種類が多く、値段も安いです。
夫婦揃ってチーズが好きなので、
もし毎日チーズが食べ放題だからフランスに住んでくれと頼まれでもしたら、
真剣に考えてしまうであろうほど素敵です。
そんな奇跡は起こるはずもないのだけれど、
それについて道ばたでしばし真剣に議論するアホな夫婦...
あ〜、短期間でも良いから、パリに住んでみたいな〜♪
ところで、パリに来てすごく驚いたことがありました。
観光客だけに対してなのか、ジプシーのような人たちが物乞いをするのです。
ストレートにそう頼んでくるときもあれば、
遠回りなやり方で、お金を出させようとしたり。
最初の頃は主人も50¢ほどをわたしていましたが、途中でやめました。
バンクーバーでも見かけると言えば見かけるけれど、
パリではバンクーバーとは比較にならないほど物乞いをされて、
当たり前だけれど、写真集とは違ったパリの一面を見てびっくりしてしまいました。
芸術の都、恋人の街、パリ。
そんなパリでもやっぱりこういう部分もあるんだなあと、
ちょっぴり安心してしまいました。