Thursday, December 27, 2012

Warm and Cozy


クリスマスイブの午後にお義父さんのキャビンに到着したら、 
薪ストーヴがパチパチと音を立てながら出迎えてくれました。 
デコレーションは前々日に行きつけのお花屋さんで買った
松とポインセチアにキャンドル。 
今年は主人が選んだのでとってもシンプルですが、本人はすごく気に入っていて 
小さな手のひらサイズのポインセチアには「ヘラルド」という名前をつけていました。
 オカナガンから来た松のオーナメントにはゴールドのリボンをつけて 
mistletoe(宿り木)のようにぶらさげました。


イブの夜はクリスマスのクラシック映画を観て、
 外のキャンプファイヤーでマシュマロを焼いて、
 キャンドルを眺めながらフィンガーフードでまったり。 
当日の朝はクリスマスのコーヒーを飲みながらささやかなプレゼントを交換し、
 いっぱい着込んでローリー・レイクの周りを歩きにいきました。
 思った以上にたくさんの人がクリスマス・ウォークを楽しんでいたのですが、
 誰かと通りすがるときに「メリークリスマス」と
お互いに言い合うのがとても良い感じです。


ホワイトクリスマスになるかなって思っていたら、今年はグリーンクリスマスでした。
 でもトレイルを歩き終わったときに雪が降りはじめ、 
少しの間だけ木々の頭をうっすら白く染めていました。
 気温は低いけれどそこまで寒さも感じず、冬の森の中をいっぱい歩いてリフレッシュ。
 キーンと空気のはったトレイルを1時間ほど楽しんだら、 
クリスマスでもオープンしているレストランへ行き、ターキーディナーを食べました。

Rolley Lake, Mission 

数年前までは、義兄のファミリーとともに、
お義父さんとクリスマスを過ごしていましたが、 
2年前にお義母さんとその旦那さんがオンタリオから戻ってきてからは、
 お義母さんのお家でクリスマスを祝っていました。 
でもお義父さんは私たちにとってお義母さんと同じくらい大切な存在なので、 
今年は一緒にクリスマスを迎えることができて嬉しかったです。 
お義父さんはリタイアして独りきりの生活になったので、いつも心配なのですが、
 ご近所さんとも仲がよく、
相変らず旅行を楽しんでいるようなので少し安心しました。


クリスマスの次はお正月ですね。 皆さま、体調を崩されませんように。

Saturday, December 22, 2012

Winter Gift


友人から届いた小包には、 
可愛いカードとお庭のりんごで作ったホームメイドのアップルバターが。 
ゆっくりゆっくり煮詰められたアップルバターは 
口の中でスパイスがパア〜ッと広がって、まさにクリスマスにぴったり。 
美味しくて、ルンルン鼻歌を歌ってしまいそうになります。 
私はお菓子づくりやお料理があまり得意ではないので、 
美味しいものをささっと作れて、それを誰かにプレゼントできること、
 とても素敵だなあって思います。 
私の場合、あげたあとに後悔することが多いのです(><) 
素敵な贈り物、ありがとう!
たっぷり、バターと重ねて頂きました〜♪

Thursday, December 20, 2012

Snowflakes Are Letters Sent From Heaven

はじめて雪の結晶を裸眼で見たときの感動、今も覚えています。


「雪は天から送られた手紙である」

雪の研究に人生を注いだ中谷宇吉郎さんの言葉です。
この言葉はいつどこで聞いたのか覚えてないけれど、
岩波書店から彼のエッセイ集が出ていると最近知りました。
雪そのものの構成や雪との生き方、人工的に作る雪についてなど、
まさに雪づくしの内容だそうです。

いつか読んでみたいな。


Monday, December 17, 2012

While Watching the Snow Falling

1時間ほど前からまた降り始めた雪は、サラサラしていて水分が少ない。
雪の固まりがまるで大きな弧を描くかのようにひらひらひら〜と落ちていきます。
よく雪がシンシンと降るというけれど、
シンシンは「深々」や「森々」などと書くそうなので、
本来は擬音語(または擬態語)ではないみたい。
空気をたくさん包み込んでいる雪は音をよく吸収するため
雪の多い日は残響音が少なくなり、普段よりも静かになるそうです。
でも耳を澄ましていると、
雪はほんとうにシンシンという音をかすかに
響かせながら落ちていくような気がします。
雪の中での生活は大変だけど、家の中から見ている雪は
きれいで優しくてすごく好き。


以前お友達が紹介していたディスク型を見つけたので、
メキシコ・スタイルのココアを淹れました。
甘すぎず、なんと言うか、ほんもののカカオの味に近いというか、
ドロドロしていて粗野な感じ?
ゴディヴァの粉が毎年買うほどお気に入りだけど、
こんな感じも好きだなと新たな発見です。

ココアを飲み終える前に、雪は静かにやんでいました。

Saturday, December 15, 2012

Festive Air


世界中各地で人々が待ちわびている日はもうすぐ。
そろそろ準備も終えてほっとしていたり、
まだまだクリスマスショッピングで駆け回っていたり、いろいろですね。

私も今日は主人へのギフトをはじめ、
クリスマスのお菓子やらお茶やらを揃えるために、
ブーツの音をカツカツ響かせながら街中を歩きました。
イベントはみんなそうかもしれないけれど、クリスマスは特に
準備をしているときや、
その日が来るのを待っているときが、
ワクワクしていちばん楽しいのかもしれない。


昨日、山の上は雪でした。
夜、除雪車に雪かきされてしまう前に、すこしだけ近所をお散歩。
今年も順調に(?)雪が降りそうです。
ホワイトクリスマスかなあ。

Thursday, December 13, 2012

Sweeping

新しい箒でちょこちょこ床を掃いています。


  箒の専門店で主人に買ってもらったお誕生日のプレゼント。 
ずっと箒が欲しくて、日本で棕櫚か江戸箒を買いたかったのですが、 
持って帰るのが大変だったので諦めたばかりだったのです。
 ブルームコーン(broomcorn)というトウモロコシでできていています。 
メキシコのトレオンという地域で採れたものだそうです。 
ハンドルは木の形を生かしたかわいいものがあったのですが、
 使いやすさを尊重して私はユーカリを選びました。 
箒自体は100センチほどの下がカットされてないタイプ。 
ちょろり〜んとちょっとだけ伸びた部分が、 
冷蔵庫などの隙間にも簡単に入ってくれてすごく使いやすい(^^)

   

 もうひとつ、手箒も選びました。 
こちらはトリムされているので、カーペットなどにも使えます。
 掃除機が重くて苦手なので今までも細かいところは箒を使っていたのですが、
 1ドルショップのプラスティックだったのでもうボロボロ。
 手箒は便利で手放せないので、新しいものを買えてよかったです。 
同じお店で見つけた木のチリトリも気になる・・・

 日本に帰っている間、カウチにかけるカバーを見つけました。 
輸入雑貨のお店で見つけたエスニックな織りもの。 
薄くて柔らかいので、デリケートな素材用の洗剤で洗ってみました。
 Lady、ここの洗剤の中でいちばん好きな香り。

Sunday, December 9, 2012

Winter Bouquet


日曜日は起きたら雪景色でした。 
この日は主人の会社のクリスマスパーティ。 
セミフォーマルの格好で出かけてみました。 
以前の会社ではフォーマルなディナーパーティでしたが、
 今度の会社はすごくカジュアルで、
社長の趣味で競馬を見ながらのランチビュッフェ。 
私たちはギャンブルをしないのでよく分からないのですが、 
カナダの競馬は騎士が馬の上に乗るのではなくて、 
馬のうしろについた荷台みたいなのに乗って走るのです。 
ふだん競馬を見る機会がないのでなかなか面白いパーティ。 
はじめて主人のボスや同僚の方たちにお会いしましたが、 
とてもいい方たちで安心しました。


誕生日のブーケ、2日経ったらやっぱり紫陽花がしなしなに。 
ぬるま湯に変えたら少しシャキッとしてくれました。 
アネモネが開くのがとっても楽しみ。


Birthday Dinner


バースデーディナーはカジュアルなフレンチでした。
誕生日が金曜日だったので、
土曜日にいっぱいお祝いしてもらいました。
去年私は誕生日を日本の家族と過ごしていたので
その分も含まれていたのかもしれません。

グランビルアイランドに行って、プレゼントを買ってもらいました。
クリスマスツリーやリースを見たり、
家族や友人へのクリスマスプレゼントを買う合間に、
小さめのブーケも買ってくれました。
紫のアネモネや白い紫陽花に松やヒペリカムやガーベラなどが入った
クリスマスらしい冬のブーケ。


花束をかかえて街を歩いている間はずっと松の香りがしていていました。
すっきりとした爽やかな香り。
秋が好きだけれど、
冬に生まれてよかったなあと感じました。
寒いけど、手袋をしてマフラーを巻いてブーツを履いて、
いっぱい着込んでモコモコになりながら歩く冬もけっこう好きです。

 Chez Meme Baguette Bistro (4016 Hastings Street, Burnaby, BC V5C 2J3)

Saturday, December 8, 2012

Colourful


オフ会でクロスタウンへ。
小さなフレンチビストロで頼んだ
野菜とチョリソーのパエリヤは、
卵とアボカドという不思議コンビのトッピング。
中東の味付けでとてもいい感じでした。


それぞれ違うメニューを頼んだので、
私たちのテーブルはとてもカラフルになりました。
このオープンサンドはとくに鮮やかな色合い♪

 Café Medina (566 Beatty Street Vancouver, BC V6B 2L3)

Thursday, December 6, 2012

Japanese Time


今年の日本への里帰りは、妹の結婚式が目的でした。 
 忙しいのに精一杯いっしょに時間を過ごそうとしてくれる家族や親戚。 
いつ会っても気さくに話せる気取らない友人。 
お世話になった方のお墓参りをしたり、 
新たに出会った方や 
出先での見知らぬ人とのふとした会話など、  
今年も人との繋がりを強く感じた日本滞在でした。
 実家でみんなで集まってさわいだり、 
横浜の夜を主人と歩いたり、 
主人が見てみたいという渋谷のスクランブル交差点や
表参道の歩道橋で写真を撮ったり、 
まるでゴールドのタペストリーのような銀杏並木がきれいな父の母校を歩いたり。

 涙があふれそうになるほど素敵な時間でした。

 式のことはまたいつかゆっくりと。

Tuesday, December 4, 2012

Back From Fall


 昨日、日本から戻ってきました。

今年も忙しくて、紅葉を目的に歩くことがありませんでした。 
高尾山には登るつもりでいたのになあ。 
でも道路の側面に並ぶモミジや黄金に輝くイチョウと銀杏の臭いなど、 
日本らしい秋を楽しめました。


 飛行機の中で発熱してしまい、今までに感じたことがないほどクタクタ。 
タクシーで家路に着き、荷物を片付けた後はお昼ねの繰り返し。
 夜は夜で眠ったら、なんと起きたのが次の日の夕方4時! 
 でも、いっぱい眠ったら少し元気になったので、 
日本滞在のことも含め、今日からまたいろいろ記録していきます。