“Without each other, there ain’t nothing you know.
There was a different viewpoint of what I tell about women
and I can’t express it better than I said in the song.
It’s for Yoko, but it’s to all women.
For the other half of the sky.”
John Lennon
ストーレージを整理していたら、クリアファイルに入った一枚の記事を見つけました。
十年くらい前にある雑誌から切り取っておいた白黒のスナップ。
その中のふたりはカメラから目線を外し、どこか遠くを見つめていました。
(上の写真は別のもの。探したんだけれどオンラインで見つけられなくて・・・)
そのグラビアはジョンレノンとオノ・ヨーコの2回目の「Bed-In」が行われた
モントリオールのホテルでの有名な写真。
ボロボロだけど、思い入れがあるので、
今度フレームに入れて飾ろうかななんて思っています。
オノ・ヨーコさん。
世界中を変えた女性のひとり。
ジョン・レノンの奥さんということで、今でも多くの酷評があるけれど、
私はとても素敵な女性だと思います。
アーティストで平和主義者でアクティヴィスト、
80近くなっても自分をしっかり持っている人。
彼女が好き、と言って同感してくれる人はほとんどいないけれど、
こんなに自分の道をまっすぐに進んで行ける人、
心の底からカッコいいなあと思うし、とっても羨ましいです。
ジョン・レノンの音楽は昔から大好きだけれど、一番聴くのは「Woman」。
自分のことを主人にこんな風に思ってもらえていたらいいなあ。
本当は一番上に載せたクオートが入ったラジオ版を載せたかったのだけれど、
コードがなかったので、下のPVを代わりに。
ジョンとヨーコさんがセントラルパークを一緒に歩いている姿が何とも言えず、
切ない。
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“You may say I’m a dreamer, but I am not the only one.”
こちらは有名な「Imagine」。
ジョンが白いピアノをひいている間、
ヨーコさんがひとつひとつ窓を開けてゆくシーンがとてもきれいで、
最後にお互いの顔をただ見つめ合う姿がとても愛らしいです。
ジョンが亡くなってからも、二人で見ていた夢を
今でも追いかけているヨーコさん。
「ひとりで見る夢は夢でしかない。 しかし誰かと見る夢は現実だ」という彼女の言葉、
もの凄く力強くてぐっと来ます。
だって、夢は周りの力なしじゃ追いかけられないもん。
髪が長くてくるくるだった頃、よくオノ・ヨーコごっこをして、
主人に笑われました。
今でもたまに大きなサングラスをかけて「ねーねー、ヨーコ・オノみたい?」と聞いて、
冗談でも、「うんうん、似てるね」などと言われるとやたら嬉しいです 笑。
様々な困難をくぐり抜けてきたヨーコさん 今もカッコいいです。
All images via johnlenon.com.